世界のユニークな祝祭日(1~3月編)

2024.11.25

お役立ち情報

海外旅行をしていて、たまたま祝祭日で目当てのお店がクローズだったり、「こんな面白い祝日があるの⁉」と思ったりする経験、ありませんか?

今回は旅行好きの私から、世界のユニークな祝祭日をいくつかピックアップしてお届けします。想像していた以上にボリュームのある内容になったので、春夏秋冬で3か月ずつ分けて更新していきます。今回は1月から3月までの世界の祝祭日のアレコレをご紹介します。

1月

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1月はどんな祝祭日があるのでしょうか、まずはアメリカの「キング牧師の日」から。ちなみにロンドンのウエストミンスター寺院には「20世紀の10人の殉教者」にキング牧師のレリーフがあるようです。

【1月第三月曜日:キング牧師の日(アメリカ)】

キング牧師の功績を称える日です。リンカーンの奴隷解放宣言100周年記念の集会で語られた、「私には夢がある」という名言は、誰もが一度は耳にしたことがあると思います。キング牧師はアフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者で、1964年にノーベル平和賞を受賞した人物。魂に訴えかけるスピーチで知られ、生涯を人種差別撤廃に捧げました。面白い祝祭日、というよりは世界中の人が覚えておきたい日と言えるかもしれません。
 

【1月26日:パレードの日(インド)】

世界中にあるものの、インドのニューデリーで行われるものは世界でも有数の規模を誇ります。この日は国を挙げたパレードが開催されるということもあり、学校や会社はもちろん、飲食店や宿泊施設も一斉に停止するのが特徴です。
1年でもこの日だけはみんな勉強や仕事を休んでパレードに釘付け。ニューデリーの人々はパレードに参加したりテレビ中継に夢中になったり。まさに国を代表する祝祭日と言えるでしょう。

2月

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2月は春を待ちわびている祝祭日が多いようです。まずはアメリカやカナダの面白い祝祭日、「グラウンドホッグデー」です。

【2月2日:グラウンドホッグデー(アメリカ・カナダ)】

アメリカやカナダで実施されている、変わった祝日です。グラウンドホッグはリス科の動物で、この日は彼らの習性を活かした春の訪れを予想する天気占いが行われます。
現地では冬眠から目覚めたグラウンドホッグが自身の影を見ると冬が長引くと考えられているのだとか。実際にグラウンドホッグは2月2日に冬眠から目覚めるとされているのですが、外に出て自分の影があると驚いて巣穴に戻ってしまうとのこと。 その習性を活かして、天気予想を行うのが「グラウンドホッグデー」です。アメリカやカナダでは毎年盛大な式典として開催され、テレビやラジオでも取り上げられる伝統行事の1つとされています。
 

【2月第三月曜日:ファミリーデー(カナダ)】

カナダの複数の州で取り入れられている祝日です。当日は現地の人々の3分の2が休日となり、大切な家族と一緒に過ごします。
この日はカナダ史上初の2月の休みですが、実施されたのは2013年と比較的新しめ。1994年頃から導入を試みていたのですが、実際には20年近くかかった「苦労の日」とも言えるでしょう。
ちなみにカナダ以外にも「家族の日」は存在し、あまり馴染みは深くありませんが、日本でも毎年11月第三日曜日は「家族の日」とされています。国連も5月15日を「家族デー」とするなど、その時期はバラバラです。多くの国や都市で、この取り組みが進むと良いですよね。

3月

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インドネシアのお正月は何と3月だそうです。インドネシアのバリ島には1年が210日しかないウク暦があると聞いたことがあります。でも歳をとるのが早くなってしまいます。

【3月中旬:ニュピの日(インドネシア・正月)】

別名「静寂の日」と呼ばれる日です。その名の通り、当日は断食と瞑想に専念する日とされており、国中が静寂に包まれます。
外出や屋外での行動、飲食店や宿泊施設の営業、労働、火気や電灯の使用、殺生なども一切禁止。航空機の離着陸も禁止され、ターミナルも閉鎖。仮に外に出ていた場合は逮捕されることもあるとのこと。
外務省も「ニュピの日」に関する情報を提供しており、注意喚起を呼びかけているので3月に旅行予定の方は事前にご確認ください。
 

【3月17日:セントパトリックデー(アイルランド)】

地域一帯が緑一色に染まる、アイルランドの祝日。キリスト教を布教した聖パトリックの命日を称える日です。別名「緑の日」と呼ばれており、現地の人々は伝統的な緑の衣装を身に纏って緑のビールや緑のフードをいただきます。
アイルランド以外でも、アイルランド系民族が住む地域では「セントパトリックデー」が開催され、町全体が緑に染まります。言うなれば “緑の祭典”!アメリカでは特殊な塗料を使用してシカゴ川を緑に染めるなど、かなりの気合の入りよう。
 

【3月下旬:ホーリーの日(インド)】

鮮やかな粉を塗り合ったり、色のついた水を掛け合ったりする祝日です。合言葉は「ハッピーホーリー」。インド中がお祭り騒ぎとなります。ただし、ホーリーはお酒を飲んで暴れ回る若者がいたり、騒ぎに紛れて盗みを働く泥棒がいたり、問題も尽きません。みんながみんな興奮状態にあるからか、痴漢や盗難も当たり前。
知らない人でもお構いなしにカラフルな粉や水をかけられるため、カメラやスマホが故障することもあります。

まさに世界でも類を見ない、ヤバイ休日・祝日です。

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以上、世界のユニークな祝祭日(1~3月)でした。
興味のある祝日・イベントはありましたでしょうか?
あえて、祝祭日に合わせて旅行してみるのも雰囲気を肌で感じられて良いかもしれませんね♪


もうひとつ、バルセロナ旅行中に偶然あたり、ユニークと思ったと同時にとてもステキ!と感動した祭日を紹介させてください。

~San Jordi サン・ジョルディのお祭り(4月23日・バルセロナ)~

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バルセロナのカタルーニャ地方で、本の日と恋人の日のお祝いを組み合わせて、文化とロマンチシズムをつなぎ合わせた、とても人気のあるイベントです。この日は、恋人同士が贈り物を交換する習慣で、男性は本を受け取り、女性はバラを受け取ります。一方、男女関係なく本とバラの両方を贈ることが増えているのも事実です。

この期間中、バルセロナは野外の巨大な書店と花屋へと姿を変えます。メインの通りは本とバラの花の屋台の間を歩き回る人々で溢れ、愛する人にだけでなく、家族や友達への贈り物を探し回る人たちで満ち溢れます。街中のいたるところで最新の出版物が並べられた屋台を見かけることができ、著名な作家たちによる本のサイン会が行われます。そしてもちろん、街中でバラの香りを楽しむことができます。

いかがでしたでしょうか?
私はたまたま下調べなく、バルセロナ旅行を計画した日に祭日があたり、こんなロマンティックなイベントを知ることができたのですが、旅行先を調べる際はぜひ、そこで行われるイベントや、その背景なども知ったうえで訪れると、もっと旅を楽しめるかと思います。

みなさまの旅行が充実したものになりますように!