Bond Street～From the United Kingdom
2024.12.16
ロンドンの有名ブランドのショップが建ち並ぶボンドストリート。最初にロンドンを訪れた時に早速出かけました。
イギリスのバーバリーやフランスのルイ·ヴィトン、アメリカのティファニーなど有名ブランドのショップが建ち並び、確かにほしいものばかりです。とりあえず家族に頼まれたルイ·ヴィトンに入ってみました。細長い店内には自分で触れる商品はなく、背面かガラスケースの中の商品を選んで見せてもらうようです。
実はここの革の匂いがとてもきつく、鼻いっぱいに広がり、ちょっとつらくなります。それでも当時のフランスのショップよりは空いていて、1人のお客がいるだけです。いっしょに来た友人は、鼻が限界らしく外に出てしまいました。何とか頼まれたバッグを見つけ出してもらい、即決します。当時はタックスリファウンドのための書類手続きがあり、時間は少々かかりました。ボンドストリートの記憶はあの革の匂いで満ちています。
ロンドンのウエストエンドにあるボンドストリートは、1720年にサー・トーマス・ボンドによって建設されたもの。18世紀末にはメイフェアの富裕層たちのため高級店が建ち並んだそうです。少し北に歩くとすぐにニューボンドストリートになり、オックスフォードストリートにつながる長いストリートですが、オールドボンドストリートは南のピカデリー側から入ります。
今イギリスではタックスリファウンドをEU離脱後やめてしまったので、ブランド品を買う観光客も減ってしまったそうです。ピカデリーから入ったところにあった王室御用達のDAKSのショップもクローズしたそうです。そう言えば昨年ロンドン行った時、ブランドショップにお客の姿はあまりなく、ついてくるスタッフに「これ持ってる」と商品を指し続けて逃れてきました。
ロンドンではブランドのアウトレットショップが郊外にあるので、もうボンドストリートでショピングをすることはなさそうです。それでもボンドストリートはいつも通ることにしています。
※写真はクローズしたオールドボンドストリートのDAKSのショップの王室の紋章。左下にオールドボンドストリートの賑わいが感じられます。
