英検®5級対策!5級合格に必要な勉強法と基礎知識

2024.08.25

子ども英語

英検5級は英検の中でも一番下のレベルで難易度は低いです。まだ英検を取得したことのないお子さまたちにとって、丁度良い最初の大きめな目標だと思います! ここでは、英検5級取得に向けて、基本的な範囲やレベルの知識や、実際にどのような勉強をすればいいかを解説していきます。

英検®5級のレベル

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英検5級は、日本英語検定協会のサイトによると中学初級程度のレベルのようです。この中学英語は英語学習の要、基本の基本です。中学1年生で習う基本的な英文法はしっかり勉強しましょう。内容は家族のことや趣味やスポーツなど、身近な話題が出題されるため問題をしっかり理解しやすく身につけられるレベルです。

合格率は2015年で81%、2016年度以降は公式発表されていないため定かではありませんが、5人に4人は合格できる試験です。真面目に勉強に取り組めば、合格は難しくはない英検のレベルです。

英検®5級の出題内容と合格割合

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英検5級は、リーディングとリスニングの一次試験のみで合否が決まります。内訳は以下の通りです。

リーディング(25分)

【大問1(15問)】
■短文の語句、空所補充
→文脈に合う適切な語句を補う問題。
問題文の種類:短文・会話文

【大問2(5問)】
■会話文の文空所補充
→会話文の空所に適切な文や語句を補う。
問題文の種類:会話文

【大問3(5問)】
■日本文付き短文の語句整序
→日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える。
問題文の種類:短文
 

リスニング (20分)

【大問1(10問)】
■会話の応答文選択
→会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。(放送回数2回、補助イラスト付き)
問題文の種類:会話文

【大問2(5問)】
■会話の内容一致選択
→会話の内容に関する質問に答える。(放送回数2回)
問題文の種類:会話文

【大問3(10問)】
■イラストの内容一致選択
→短文を聞いて、イラストの動作や状況を表すものを選ぶ。(放送回数2回)
問題文の種類:短文

リーディングとリスニング、合わせて50問。合格は6割以上なので、30問以上正解すれば合格できます。英検のサイトから過去問をみることができるので、実際にみておきましょう!

英検®5級の単語量

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英検5級に必要な単語はおおよそ300~600語程度。その一例をご紹介します。

afternoon/午後
dictionary/辞書
school/学校
doctor/医者
sandwich/サンドイッチ

どれも聞いたことのある単語ではないでしょうか? このように日常でよくみる基本的な英単語ばかりなので、暗記も難しくはありません。基本的な文法がわかっていれば、あとは英検5級の過去問や問題集を解きながら覚えていけるレベルです。

英語学習は詰め込み厳禁!!

英検5級はまだ簡単ですが、英語学習は簡単だからといって油断していると、難しくなった時についていけなくなります。また大人になった時、英語が嫌いになった人のほとんどが英語の試験のための勉強だったと言われています。特にお子さまには英語の勉強を強制したり、テストのできが悪くても怒ったりしてはいけません。

英検の勉強もできれば楽しい、面白いという気持ちを大切に、英語の楽しさをまずは知ってもらえるようにしましょう。英語学習は詰め込んではいけません。英語が嫌いにならないよう、上手にコントロールして英語学習を続けていきましょう。