Britain's Favourite Supper～From the United Kingdom
2025.03.03
イギリスの人気の夕食ってどんなものなのでしょうか。古いイギリス映画を観ると、ミートローフかコールドチキンらしきものが各々のお皿に置かれ、マッシュポテトを取り分けている、そんなシーンがありましたが、今のイギリスの夕食って、どんな感じなのでしょうか。みんなが好きな夕食メニューを挙げていきます。
Bangers and Mash
パブでよく見かけるメニューです。バンガーズは20世紀初頭に使われ始めた言葉でソーセージのこと。肉より他の混ぜ物が多く入ったイギリスのソーセージは戦時中にできた代物で、それにマッシュポテトを合わせてグレービーソースをかけた一品です。
Shepherd's Pie
羊飼いのパイの名なので、使うのはラムのひき肉。ひき肉と野菜を濃厚なグレービーソースで煮込んで、マッシュポテトを乗せてオーブンで焼きあげます。牛肉を使うとコテージパイになります。
Toad in the Hole
これはロンドンの友人宅の夕食にありました。直訳は穴の中のヒキガエル。ソーセージが生地の中で横になりオーブンで焼くだけのものです。パリッとしない太いイギリスのソーセージを使うのがコツ。グレービーソースをかけていただきます。
Spaghetti Bolognese
スパゲティボロネーゼ、これは日本ではミートソーススパゲティと呼ばれているものです。イギリスではパスタメニューもとても人気。以前シェーンのロンドン校でショートパスタサラダがランチで出ていましたっけ。
Fish and Chips
金曜日はフィッシュの日。金曜日に肉を食さないという、ローマカトリック教徒の信念が今に続いているようです。なのでパブメニューでもお馴染みのフィッシュ＆チップスが金曜日によく登場するとか。
Fishcakes
鱈や鮭を少し細かく切ったものを牛乳で煮たものとマッシュポテトと合えて、フライパンで焼いたシンプルで間違いのない美味しさのフィッシュケーキ。魚の触感が残るくらいが好さそうです。
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スーパーマーケットではレンチンでできるready mealのさまざまな種類が並んでいます。ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーに加え、ハラール(豚肉を食さない宗教上の合法的な食)、インドやチャイニーズ、アジアンもあり、巻き寿司などの日本食も揃っています。最近はカレーも人気だそうで、ココイチのカツカレーはすでに英語です。
