英語で雑談…何を話せばいい?日常で使える英語の雑談フレーズ集
2023.12.24
ネイティブスピーカーたちと挨拶をした後や、エレベーターの中で一緒になった時に簡単な雑談をしたいけれど、何を話せばいいのかわからない、こんな経験はありますか… 英語で雑談できれば、それはもう最高なのですが、さて英語の会話のラリーは、どうすれば続けられるのでしょうか。英語でコミュニケーションを続けるために、どんなフレーズを使えばいいのか、日常会話ネタと併せてご紹介していきましょう。
英語の雑談トピックス
ネイティブスピーカーたちとの会話にはよく、「週末は何をしていたの?」、「夏休みどうだった?」と遊びの話題が盛りこまれます。まずその英会話フレーズです。
週末や長期休みについて話す
休みの話は雑談の定番。ここから話が広がることも!
How was your weekend? 週末はどうだった?Any plans for the weekend? 週末の予定は?
How was your summer vacation? 夏休みはどうだった?
天気について話す
天気の話は万国共通、無難なトピックです。
It’s freezing today. 今日はすごく寒いね。It’s a lovely day today! 今日は天気がいいね!
It’s hot and humid today. 今日は蒸し暑いですね。
相手の持ち物や服装をほめる
相手の持ち物や服装についてほめることはよくあります。イギリスなどでは電車の中で突然、
I like your bag! とほめられたこともありました。素敵だと感じたことはフレーズにしてコミュニケーションをはかりましょう。
Nice shoes! いい靴だね!
話題になっているものやニュースについて話す
ニュースのトピックでは、政治や宗教について避けた方が無難です。ではどうしましょう。スポーツのトピックで雑談してみます。例えば、
Have you been watching the Olympics? オリンピック観てる?Did you watch the baseball game last night? 昨日の野球観た?
とスポーツのことを聞き出してみます。でもイギリスではsoccerと言ってもわかってはもらえますが、言葉のこだわりを大切にしてみましょう。イギリスはsoccerではなく、football。そしてサッカーコートと言ったら、pitchと直されてしまったこともありました。
フットボールのナショナルチームもイギリスではなく、イングランド、スコットランド、ウエールズ、北アイルランドと4つの代表に分かれていますので、ご注意を。ラグビーはイングランド、スコットランド、ウエールズと北アイルランドとアイルランドの連合で、代表チームが結成されています。スポーツの世界でも異文化理解をしてみてください。
仕事について話す
会社のエレベーターなどで、同僚のネイティブスピーカーと一緒になった時に使ってみましょう。Is your work busy? 仕事は忙しいですか?
Do you enjoy your job? 仕事は楽しいですか?
こちらのシェーンの「お役立ち情報」の記事もぜひご覧ください。
「How are you?」と訊かれたらなんて返す?ネイティブがよく使う返し方14選
●情報はこちら
上手なあいづちを身につける
さて相手に何かたずねているばかりでは、会話は成り立ちません。ひと言で伝わるあいづちからご紹介していきましょう。
かんたんひと言フレーズ・驚き
Oh! おお!Wow! うわ!
Gosh. おや。
Amazing! すばらしい!
Fabulous! 信じがたい!
かんたんひと言フレーズ・あいづち
Perfect. 完璧です。Sure. もちろん。
Exactly. 確かに。
Gorgeous.すてき。
Right. そうです。
Indeed. 確かに。
かんたんフレーズ・あいづち
I think so. そう思います。I see. なるほど。
Sounds fun. 楽しそうだね。
That’s great. それはすごい。
Why not. いいよ。
You're kidding. 冗談でしょ。
こちらのシェーンの「お役立ち情報」の記事も併せてご覧ください。
簡単な英文で会話がしたい!とっさのときにも使えるフレーズ集
●情報はこちら
英語のコミュニケーションはスキルだけでもいけません
英語で話しかける、話しかけられる。そんなことが続いていくと、英語が自然と口に出るようになっていきます。でも英語は機械的に覚えていくものではありません。英語を話している相手が何をしているのか、どんなことに興味があるのか、探り出すためのコミュニケーションの姿勢も大切です。
例えば先日人事異動になったネイティブと会いました。「元気?」と挨拶してからちょっと訊いてみます。
Which do you prefer, your present boss or your ex-boss? 今の上司と前の上司のどちらが好き?
彼の答えはとても賢明です。笑顔で、
Both. どっちもだよ。
と答えてくれます。まあ異動になっても問題はなさそうだなと感じて、「がんばって」と伝えました。
英語でのコミュニケーションは、正確な文法で間違いなく伝えるスキルだけでは成り立ちません。相手との会話のやりとりを通じて、自分の伝えたいことを考えて表現することを積み重ねていきます。さらに他の国の文化や習慣を知ってわかろうとする「異文化理解力」、日本とは違う「英語圏の思考法」を身につけながら、コミュニケーションをはかっていきます。
そしてコミュニケーションセンスも併せて磨いていきましょう。このコミュニケーションセンスは一朝一夕では身につけることはできません。英語を話す人たちのバックグラウンドにあるものと、その人たちのものの考え方と感じ方の理解と努めていくことが、より円滑なコミュニケーションにつながります。
例えば日本文化に精通している外国人たちとは、英語のスキルがほどほど程度でも案外コミュニケーションは弾んでいきます。
Do you like ramen? ラーメンは好き?
What kind of ramen do you like? どんなラーメンが好き?
今や日本を訪れる外国人に日本のラーメンは大人気。もはやラーメンは中華ではなくなってしまいました。ラーメン好きなネイティブスピーカーたちには、日本のラーメン文化から話を進めてみましょう。ロンドンでもラーメンは人気でTontotsu、Paitanの文字も並び、Gyozaもありました。そんなラーメン好きとはコミュニケーションも続いていきそうです。
相手の好きなものを見つけて、自分の好きなものを教える。自分の言葉で表現できる英語力を目指して、コミュニケーションセンスを磨いていきましょう。