Message Jewelry~From the United Kingdom

2024.11.20

英国コラム

英国にはかつて、ジュエリーにも友情・親愛をこめた意味が隠されていたそうです。ダイヤモンド、エメラルド、アメジスト、ルビー、エメラルド、サフイア、トパーズが並んだ頭文字がDearest。このジュエリーたちの並びは華やか過ぎる色合いですが、贈る人の願いが伝わる風習だったようです。そしてもうひとつは、ruby、emerald、garnet、amethyst、ruby、diamondで、Regard。高価なジュエリーの英語の頭文字を取って意味を込めました。

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当時の蝋燭の灯りの下ではダイヤモンドの輝きは、今のような細かいカットを施したものではなく、ローズカットと呼ばれる素朴な輝きだったようです。原石を削り、輝かせ、意味を持たせて、彩る時代が19世紀に始まり、ジュエリーは今では貴族だけではなく、普通に持てる時代になりました。南アフリカのダイヤモンド鉱山から、英国の富裕層にダイヤモンドは次々と売れていきます。

余談ですが、世界最大のダイヤモンドは南アフリカで1905年発見されました。その大きさ3106カラット。いくつかに分かれてカットされたひとつに、有名な「偉大なアフリカの星・The Great Star of Africa」があり、英国王室の財宝としてロンドン塔に展示されています。