Tennis~From the United Kingdom

2024.06.12

英国コラム

テニスはイギリスで生まれたスポーツのひとつです。テニスの前身となるスポーツはまた別にありますが、イギリスでは高貴な人々が行うレジャーとして19世紀後半に始まりました。

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イギリスでは16世紀に、ロンドンのハンプコートで始まったスポーツがテニス。コートを使ってゲームをした最初の場所がハンプコートと言われています。貴族の球技として生まれたテニスは、当初はただ単に楽しむだけだったようです。得点を競ったりはしなかったようで、Royal tennisとも呼ばれていたそうです。1877年7月、ウィンブルドンの第1回の大会が開催され、芝のコートが採用されましたが、それ以前は室内のコートで行っていました。

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世界4大大会グランドスラムは、全英・全米・全仏、全豪。それぞれコートの種類が違うことで、選手たちの調整は大変です。全英のウィンブルドンは芝。熱戦が続くにつれて芝はすり減って、イレギュラーなバウンドも起こりがち。全米と全豪はハードコートですが、それぞれの球速が変わり、全豪のコートは球が速くなると言われています。全仏は土のクレーコート。球速が遅く、サービスが決めにくいようです。また雨なのでコンディションが変わり選手たちも、戦法を変えないと勝ち抜いてはいけなさそうです。

余談ですが、the ball is in your court-tennisのサービスゲームを用いて、次はあなたの番、あなた次第という表現もあるようです。

※写真はウィンブルドンにあるテニス博物館。ここに来ればテニスの歴史が一目瞭然です。