Indefinitely. いつまでも。
2024.07.01
なぜ英語が話せないのでしょうか。それは英語を発話する準備をしていないからです。間違えてもいいので英語を口にすること。英語学習の鍵はTrial and Error、短くてもよいので英語を口にする習慣をつけていきましょう。
簡単でも自然な英語表現をくり返して会話すること。そう心がけて英語のコミュニケーションを続けてください。頭の中を日本語にしないで、英語に切り替えることも大切です。
間違えても大丈夫。間違えて正されたら、それをしっかり記憶に留めると英語の上達につながります。
前回はdefinitelyでしたが、この否定形のIndefinitelyにも素敵なコミュニケーションがありました。今回は名画から台詞をご紹介しましょう。
1999年公開の映画「ノッティングヒルの恋人」。この名画のハッピーエンドのシーンがそうでした。ヒュー・グラントが大女優アナ・スコットを演じるジュリア・ロバーツに、公の記者会見で謝り誤解を解こうとします。ジュリア・ロバーツはその答えのために。記者にさっきの質問をもう一度するよう促してもらいます。今日の夜帰国するとアナウンスした後のことでした。
記者の質問は
Anna, how long are you intending to stay here in Britain?
アナ、このイギリスにいつまで滞在するつもりですか?
Indefinitely.
永遠に。
ジュリア・ロバーツの最後の台詞がこれでした。
このintendingには、意図する、目指すなどの意味合いを含んで訊ねています。またindefinitelyには不明瞭な、漠然との意味合いもありますが、ここでは無期限を意味し、イギリスに留まって結婚するという意思を伝えています。この台詞もラストシーンも、ロンドンを舞台にした「ノッティングヒルの恋人」は秀逸な映画でした。絶妙な台詞の数々はぜひ映画でご覧ください。