AIがあれば英語は学ばなくてOK?自動翻訳機ではできないコミュニケーション!
2023.08.31
近年ではAIが急速に発展し、今では人と人との会話のようなコミュニケーションまでとれるようにまでなりました。また自動翻訳機を使えば、世界中の人と簡単に意思疎通ができてしまいます。しかしそれが本当に真の意味でコミュニケーションをとっていることになるのでしょうか。何か心配になってしまいます。翻訳機械があるからと大丈夫と、これからは語学を学ぶことを放棄してもいいのでしょうか。今まであんなに苦労した語学学習をしなくてもいい時代になったのか、気にかかるところです。
進化したAIが英語学習を不要としているのでしょうか。今回はお子さまの英語学習をお考えのお父さまとお母さまの疑問をお答えできるよう、いろいろと調べてみました。
自動翻訳機での会話
ポケット自動翻訳機の登場が2017年。海外での英会話に困っていたのを解消してくれる、それは魔法のツールに思えてしましました。そのうえ英語だけではなく、世界中の言語を自動で翻訳してくれるというのです。でもどうやって会話するのでしょうか。
自動翻訳機で会話するってどうやるの?
ポケット自動翻訳機は、機械にしゃべりかけるだけで翻訳された音声が出る仕組みになっています。画面上にテキストが表示されるためたとえ聞き逃してもテキストを見せれば意思疎通が可能なのです。海外への旅行はもちろん、急に決まった海外生活に言葉の壁をとり払って支障なくコミュニケーションできるのですから、ちょっと頼ってみたくはなってしまいます。
これは「コミュニケーション」?
自動翻訳機のデメリットはラグ、喋ってから翻訳された音声がでるまで時間がかかることです。また電波の悪いところでは翻訳に時間がかかるため、スムーズに会話することが難しくなるようです。当然電波がないところでは使えないわけです。これでは英語だけではなく、言葉の違う人たちとの会話のキャッチボールを楽しむことは難しいかもしれません。楽しくコミュニケーションをとるというより、業務連絡みたいになってしまう懸念も出てきそうです。
今ではGoogleなどスマホのカメラを使って、翻訳することも可能になっています。でもカメラと文字ばかり追って下を向いているだけでは、確かにコミュニケーションとは言えないかもしれません。
AIに頼らない会話の魅力とは
AIを使わない会話の楽しさって何なのでしょう。英語ができれば楽しいとは思いますが、何かメリットはあるのでしょうか。
相手をよく知ることができる
実際の会話をすると英語ができるかできないに関わらず、相手を知ることができます。この人って、「笑うと素敵」、「意外とシャイかも」、「ちょっとタカビイな」、「瞬きの数多いから緊張しているのかも」…等々、目で見えたその人の印象も焼きつけることができます。話の内容で趣味趣向がわかり、声のトーンで感情を伺うこともできそうです。実際に会話することでお互いがわかりあえ、相手から得る情報も多くなると思われます。自分を知ってもらえる、自分を伺い知ることができる
これも当たりまえのことですが、話している相手をわかろうとし、自分のことも知ってもらおうとして会話に努めることは、とても大切なことです。また自分のことは自分だけではよくわからないこともあります。人の趣味やし好を知って初めて、自分のことも知ることができるかもしれません。相手を知り自分を知ることで、お互いの理解を深められ、言葉を超えたコミュニケーションと信頼関係を築くこともできそうです。だからやっぱり「語学」を学ぶことは必要!
相手を知るために、自分を知ってもらうためには、やはり「語学力」は必要。翻訳機などのとても便利ツールが開発されても、目の前の人とのコミュニケーションは耳と口、そして目と目を合わせることが必要なように思われます。
AIは確かに私たちの生活を豊かにしてくれる面もあります。コミュニケーションの円滑化と遠隔化、生産性の向上、人的ミスを減らし、安全性を高めていくことはAIによってもたらされています。けれどその反面、もちろんデメリットもあります。私たち人間が不要になってしまうことも懸念されます。人の雇用の減少は避けられません。そして情報漏洩のリスクもあります。
ハリウッドで起こっている俳優たちのストライキ、それもAIが関わっています。AIを使った画像や音声が無断使用されてしまったら、俳優たちの仕事はなくなります。声をある特定の人に変える技術があれば、声優たちの仕事もなくなります。
そして毎日何気なく聞いているニュースのアナウンサーたちの声。これもAIが導入され始めています。人に似ているけれどAIの声をニュースで毎日聴き続けて、私たちの感性もこれからどうなっていくのか、それも心配になるところです。
五感を通して身につけるシェーンの子ども英語
シェーンの子どもレッスンは対面を基本としています。それは目の前にいる英語を話すネイティブ講師に、子どもたちが興味を持ってもらうアプローチが必要だと考えているからです。家族たちや周りとは違う言葉を耳で聴き、歌い、全身を使って英語を身につけることが大切な英語学習のアプローチ。英語はスキルだけ身につけてもダメです。自分とは異なる言葉を話す人々、その文化や習慣を理解していくことも英語学習の大切なポイントです。
子ども英語のレッスンでは歌やダンス、ゲームをして遊んでいるだけと思われがちですが、シェーンの講師たちはまずお子さまの興味をひくことでレッスンを進めていきます。楽しく遊ぶことで子どもたちは集中して、英語の世界に入りこむことができます。また全身を使って学んだことは長く記憶に定着するとも言われています。クラスメートと講師と英語を使って楽しむことで協調性も育むことができます。
シェーン講師たちはレッスンで取り入れる歌やダンス、ゲームを英語学習につなげていくように、子ども英語教授の研修をくり返し学習内容を精査しています。またシェーンの子ども英語レッスンは、未就学児から小学生、中学生とレベル別で学習計画に則って行っています。年齢別にトピックを変え、ネイティブ講師たちとの英語でのコミュニケーションを積み重ねながら、自然と英語を身につけることができることを目指しています。
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