英語の勉強を楽しくする方法!英語学習を続けるためのポイント
2023.05.02
楽しいことは身につきます。だから英語学習も楽しくなくてはいけないのです。学校の英語の授業は英単語を詰め込み、文法のルールの暗記ばかりで、確かにつまらないものでした。英検で級を積み重ねてリーディングとライティングはそこそこできても、とっさの日常英会話には不自由したレベルでしかありません。
もっとスピーキング力とリスニング力を高めて、英語を楽しくする学習方法なんてあるのでしょうか。会話の英語表現を自然に身につけ、楽しくラクな英語学習法、喉から手が出るほどほしいところですが、そんな簡単にはないように思われます。何か英語を楽しく学べるヒントを今回探してみたいと思います。
楽しく英語を勉強するためのアイディア
最初に英語を楽しくするための、オススメの学習計画の解説ができればと思います。英語学習者の皆さんは、いろいろと実践的な学び方をしているようです。
1週間の勉強のスケジュールを決める
英語の勉強を習得するためには目標を定めて、継続的に学習を行うのが英語学習ではとても大切なこと。毎日効率的に継続できる学習法を見つけることが最適な英語学習のようです。例えば1週間の勉強スケジュールを決めれば、毎日勉強を続けやすいかもしれません。毎日の勉強時間を無理のないスケジュールに設定すれば、目標の達成がしやすく、その達成感が学習の継続につながりそうです。
目標を達成した際のご褒美を決める
自分へのご褒美を設定しておくと、勉強のやる気もアップしやすくもなりそうです。例えば目標の例で、TOEICのスコアで550点の中級の英語レベルを目指してみましょう。英検2級程度のレベルですが、英文法の基礎がある日本人にとっては、対策を講じていけば無理な英語力ではありません。もし達成できたら、自分へのご褒美も考えてみましょう。例えば旅行に行く、欲しかったモノを買うなど、具体的に考えておくと学習にも弾みがつきます。
1日10分だけ英語の勉強をする時間を作るところから始める
無理のない範囲の勉強目標を決めてみます。無理なく英語学習を続けていくことが最大の目的です。英語習得は毎日英語に触れることが成果につながります。挫折しないで継続する習慣がついてきたら、徐々に勉強時間を増やしていきましょう。
楽しいと思える自分なりの勉強方法を見つける
自分が楽しいと思える勉強方法を見つけると、学習のモチベーションアップにつながります。「楽しさ」と「面白さ」は、英語への興味を深め、英語学習のやる気を生み出してくれることでしょう。
日常生活で楽しく英語を勉強する方法
次は具体的な学習方法を考えていきます。英語学習を楽しくし、効果的に英語の上達がはかれる何かを探してみましょう。
英語の歌を聞く
英語の音楽を聞くことが好きなら、リスニング力をつけるために好きな洋楽に耳を傾けます。ネイティブの歌詞の英語のタッチを感じながら、意味の理解を深めていくことに努めます。
シェーンのお役立ち情報でご紹介した「英語の勉強に役立つ洋楽20選|おすすめアーティスト別にピックアップ」も、参考にしてみてください。●情報はこちら
好きな動画を観る
英語を母国語とする人々の英語を耳にするには、海外ドラマや洋画を観ることを利用してみましょう。英語字幕に頼らずに、映画の英語の音声に耳を傾けて、英語のリズムや独特の言い回しを身につけることを心がけます。動画に登場する人を英語の先生に見立てて、その英語の表現をシャードイングのように真似してみましょう。英語の発音だけでなく、フレーズや話し方もチェックできます。
英語で日記を書く
英語で自己表現ができるよう、英語で日記を書くのもおすすめです。仕事のスキマ時間を利用して、スマホに自分の気持ち英文で記してみましょう。日記を書く習慣をつけ、言いたいことを調べながら書くので、英語も頭に入りやすくなります。
シェーンのお役立ち情報でご紹介した「英語日記の書き方|今日から使える例文と英語力上達のポイント」も、併せてご覧ください。●情報はこちら
SNSを活用する
SNSは実は和製英語。英語で作られたカタカナなのですが、英語ではありません、正しくはソーシャルメディアと英語では呼びます。海外の有名人などのソーシャルメディアからも英語に触れてみます。リアルタイムで上がってくる旬な情報を楽しみながら、ソーシャルメディアを英語教材にしてください。アカウントをフォローすれば、情報はあちらから飛んできます。ビジネス英語には海外のニュースサイトもおすすめです。
運動しながら英語の勉強をする
身体を使うことで英語を身につける方法があります。TPR(Total Physical Response)と呼ばれ、日本語では「全身反応教授法」などと訳されています。歩いたり筋トレをしたりと身体を動かしながら、英単語を覚えていくと記憶に定着しやすいと言われています。シェーンの子どもたちもwalk, sleepと動作と英語を結びつけながら、身体を動かす歌やゲームで身につけています。
英語でコミュニケーションを取る
英語で話す機会を作って、英語をアウトプットすることもお試しください。頭だけで覚えても、英語をアウトプットしないと忘れてしまいます。ゲーム感覚で家族と英会話する、食事中に英語で会話をする、英会話スクールのレッスンでコミュニケーションをはかるなど、英語を口にすることを習慣にしてください。
「英語のコミュニケーション能力を伸ばすシェーン英会話のアクティビティ」でも、その学習法をいくつかご紹介しています。●情報はこちら
明確な目標が英語のレベルアップにつながる
英語学習のきっかけは人それぞれです。それでも日常の仕事で英語を使っている英語上級者の方ほど、英会話レッスンは熱心にご継続されています。英語をすでにマスターされていると思える方でも英語学習は積極的で、ネイティブ講師たちとリアルなコミュニケーションに努めています。だってもう、英語は習得できていんるんです。なのにその向上心。驚かされます。
確かに英語学習には究極の到達点はなく、英語に触れ続けることが重要だと考えているからだと思われます。日本語だって、まだまだ知らない言葉や漢字があり、本を読み続けることで新しい言葉の使い方を見つけたい、日本語の語彙力をもっと高めたい人たちは多いと思われます。
英語も同じことなのでしょう。洋書でも古典があり、イギリス人でもシェークスピアの古典的な表現は理解できないとも言われています。私たち日本人も、源氏物語を原文で読む素読ができる人は限られています。ましてや草書体で書かれた原典購読を音読することなど到底無理です。それでも探求心さえあれば、シェークスピアも源氏物語も読み解くことができるはずです。
何か英語で興味のあることを見つけて、それを楽しみながら学ぶことが英語の勉強を楽しくするコツです。学校の授業で英語が楽しくなかった、英語が苦手になった理由には、不定詞はto +動詞の原形、現在完了形はhave+過去分詞、可算名詞と不可算名詞の違いなど英文法のルールを教科書や参考書などで覚えていただけで、それを英語のスピーキングの練習につなげていなかったことにも要因があります。
不定詞の使える表現の例文をご紹介しましょう。
We are so happy to see you.
私たちはあなたに会えてとても幸せです。
I try to run every morning.
私は毎朝走ることに挑戦します。
It's never too late to learn.
学ぶことに遅すぎることはありません。
次は現在完了形の使える表現です。
I have been to Hawaii twice.
私は2度ハワイに行ったことがあります。
Have you been to Scotland?
あなたはスコットランドに行ったことがありますか?
I've never seen a ghost.
私は幽霊を見たことがありません。
可算名詞はおわかりですよね。不可算名詞のいくつかをご紹介しましょう。
water/milk/coffee/beer/rain
と水モノが多いようですが、seaは可算名詞になり、複数形で表現します。その他にも、
love/air/money/music/paper
などがあります。ネイティブたち話す時にはこの複数形が要になります。こんな笑い話があります。レッスン中にある講師がある生徒に訊ねます。
Which do you prefer cats and dogs?
猫と犬、どちらが好きですか?
I like dog.
と彼女は答えます。何の問題もないように思えますが、講師はdogsとcatsで訊ねています。単数で答えてしまうと、「私は犬を食べるのが好き」になってしまいます。
可算名詞、不可算名詞と覚えるよりもネイティブたちの英語に耳を傾けることがおすすめです。オンライン英会話などで、ネイティブたちが使うフレーズをより多く耳にすることにも努めてください。ルールを覚えることだけでは英語学習のメリットにはなりません。
また次のステップは何のために英語を身につけようとしていのか、それを明確にすることが大切です。留学のために、仕事のために、海外旅行のためにとはっきりした目標があれば、その英語の勉強の興味もモチベーションも違ってきます。明確な目標が英語学習のモチベーションを保ち、レベルアップにつながるはずです。今一度何のために英語を学ぶのかも再考してみましょう。
ネイティブとお話したい方は、ぜひ一度シェーンの無料体験レッスンをお試しください。シェーンの講師たちは英語が話せるよう、体験レッスンで皆さんの英語の力を引き出してきます。どうぞお気軽にお問い合わせください。