英語の勉強がつまらないと感じたときに試したい勉強方法

2023.03.02

お役立ち情報

英語は身につけたいけれど、その英語力を手に入れるためには、思いがけないほどのたくさんの学習時間が必要です。英語学習が好きで好きで、毎日どんどん新しいフレーズや、使える英語表現を手に入れたりできたら、それはもう最高に理想的なのですが、英語の例文を見ただけで眠気が襲ってきてしまうのが現実です。眠れない夜に分厚い英語の本を手に取り、気がつくと寝落ちしている。英語がそんな睡眠導入剤になっても困ります。眠くなってしまうのは、英語がつまらないからです。退屈にならない英語学習法って、果たして何かあるのでしょうか。

英語の勉強がつまらないと感じる理由

  • 英語の勉強がつまらないと感じたときに試したい勉強方法

さてさて、どうして英語学習がつまらないと感じてしまうのでしょう。確かに学校の授業は退屈でした。

勉強をする目標を作っていない

英語を勉強する目的が明確になっていないと、何をしてもつまらないかもしれません。学校で習うから惰性やっているという意識を、ついつい持ってしまいます。英語を勉強することに対して自身の目標がないと、勉強しても達成感を得にくいかもしれません。

覚えることが多い

確かに英語学習は単調な暗記が中心でした。中学校で学ぶ英単語の数は約1,800語。そして日常会話に必要な単語は3,000から4,000語と言われています。単語以外に熟語や文法も覚える必要もあり、自然な英会話フレーズを覚えるより、単語帳を手にしていた覚え。それが学生時代の英語学習の記憶です。英単語を覚える時間ばかりでした。

日常的に英語を使う場面が少ない

確かに日本で生活をしていると、英語を使う機会はほとんどありません。英語を使う機会がないため勉強する意欲が上がらないうえに、英語を身につけにくい環境は、英語学習をつまらないものにしてしまいます。

挫折しづらい中学生の英語学習法を、以前ご紹介したことがあります。シェーンの「お役立ち情報」のライブラリーをご覧ください。大人の方にも、英語学習の何かヒントが見つかるかもしれません。

中学生が英語の苦手意識を克服するコツ│挫折しづらい勉強法は?
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英語を勉強したほうが良い理由

  • 英語の勉強がつまらないと感じたときに試したい勉強方法

そんなつまらない英語の勉強ですが、なぜみんな躍起になってやっているのでしょうか。学生時代は受験と成績のため、そして英語の能力テストの英検合格や、TOEICのスコアアップが目標でした。テストが英語学習の1つの目標でした。でもテストは最終の目標にはなりません。英語を身につける目標。英語が身につくと、どんなメリットがあるのでしょうか。

行動できる範囲が広がる

英語は海外で使われることが多い言語です。英語を公用語にしていなくても、英語を母国語としていない人たちとも、確かに英語が共通言語になってしまいます。また英語のスキルがあれば、海外への移住や外資系企業への就職などを目指せるようにもなります。就職先が日本だけに留まらないので、仕事の選択肢が広がっていきます。

趣味が増える

英語ができれば洋楽や洋画、洋書などを楽しめるようになり、趣味につながる可能性も出てきます。英語の世界を知らなかった自分とは違う、新しい世界も広がる可能性があります。例えば、シェーンのレッスンでイギリスのお菓子の話が出てきた時に、お菓子の本を読んでいたので、講師との英語でのコミュニケーションがよく続いたことがありました。

将来性が広がる

英語を勉強していると就職や進学に有利にもなります。英語力のある優秀な人材と評価してもらえ、進学やその先の就職先にも選択が広がっていきます。

英語圏の人と友達になりやすい

英語を身につけていくと、英語を話す人たちとコミュニケーションが円滑にはかれるようになります。海外のソーシャルメディアに触れたり、海外留学などを通じて英語圏に住むネイティブたちとコミュニケーションが取れたりすることも可能です。

つまらないと感じる英語の勉強を楽しくする方法

  • 英語の勉強がつまらないと感じたときに試したい勉強方法

英語の勉強がつまらないものにしないで、退屈ではないものにするためには、どんなことをすれば効果的になるのでしょうか。やはり英語の世界への興味がポイントのようです。

英語で会話をする

実際に英語で会話することが、学習した内容を活用できるため楽しさを感じやすいようです。相手に自分の伝えたいことが伝わると、英語学習の達成感も得られます。また日本にいながらネイティブとコミュニケーションする機会ができると、リアルで自然な表現も身につけられます。そのためには、英会話教室に通ったり、オンライン英会話を受講したりすることが近道です。

英語に関する資格を取得する

英語学習は手応えがないと継続が難しそうです。成果が見える英検やTOEICなどを学習の目標にしてみてもいいかもしれません。テストの結果で、成果を感じやすくなり、英語学習のモチベーションにもなっていきます。

そして英語力のレベルアップには、どんな学習法があるのでしょうか。シェーンの「お役立ち情報」のライブラリーからご紹介しましょう。

基本的な英語の勉強法は?レベルアップが期待できる学習内容
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英語はテストのため? いえこれからの生活と人生のために

  • 英語の勉強がつまらないと感じたときに試したい勉強方法

テスト勉強の英語は確かにつまらないものでした。例文の穴埋め、前置詞を選び、形容詞を当てはめる。単語と熟語は徹底して覚え、正しい文法とその使い方をマスターする。でもそんな学校生活の英語学習では、簡単に英語でのコミュニケーションをとることもできない大人になってしまいました。日常的に使う英語の表現は、I’m fineくらいの平凡なことしか口に出ません。英語はテストのためではコミュニケーションの力は身につかなかったようです。

英語は無駄に積み重ねていっても、土台をしっかりと固めていかないと、まるで表層雪崩のように崩れてしまい、後に何も残らなくなります。系統立てて学び、あらゆる方面からの英語のコミュニケーションを取り入れていくと、その人なりの英語の上達が見えてくると思われます。 

変なことや、強烈な印象を持つ出来事を、人はよく覚えていると思います。目の覚めるようなスラング、笑わせてくれるスピーチは記憶の底にしっかりと残っているものです。例えばこんなことがありました。「この英文のニュアンスだけ教えてくれ」と、ロンドンからのメールを見せて泣きついてきた上司。ちょっと笑ってしまったのはニュアンスのこの単語も、上司は英語だと思っているのかということでした。カタカナ英語はフランス語もイタリア語も、和製英語もみんな同じなのだと思うと、何だか可笑しくなってしまいました。どうやら上司は当時の翻訳アプリらしきものを使って訳したら、ますますわからなくなってしまったそうです。

英語を日本語にしないで英語として理解できるよう、トレーニングしていくのはなかなかすぐにはできません。それでも英語に触れる時間と学びを重ねていくことで、英語は自分のものになります。どのくらい学習時間? どんな勉強法? それも自分で組み立てていくことが、英語学習の自立につながると思います。

英語はテストでは身につかなかったと思われる方。でも英語の基礎はしっかりと頭に入っているはずです。後は人の話す英語を理解し、自分の思っていることを伝えるスキルを身につけることを続けてみてください。