中学生におすすめの習い事は?始めるメリットと注意点

2022.12.03

お役立ち情報

中学生になると学業や部活動などが忙しくなり、小学生から続けていた習い事はついついやめてしまいがちです。勉強系の塾通いも忙しくなってしまう中学生時代。でも自分のやりたいことを自分で決められ、大人の体型に近づくこの年代に、ぜひ始めたい習い事もありそうです。もう子どもではない中学生の習い事の選び方、注意点と併せて今回はご紹介していきましょう。

中学生が習い事をするメリットと注意点

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まずは中学生が習い事をする時のメリットと、その注意点を考えていきましょう。中学生ならではの習い事のメリットもありそうです。

習い事のメリット

この年代でしかできない新しいこと、中学生の習い事はそれに挑戦できます。価値観を広げるきっかけになり、習い事に関する新しい目標ができることもこの中学生の時期には大切なことです。目標を達成することで自信をつけることができ、学校以外の違ったコミュニティもできます。この年代だけではない人間関係を築け、コミュニケーションの広がりが期待できます。

習い事の注意点

習い事には思いもよらない授業料や教材費などがかかってしまいます。また学業との両立に苦労するケースも出てきそうです。習い事を継続することで負担になる可能性もありそうです。勉強や部活が忙しくなった場合、習い事の時間を確保しにくくなるので、それも考慮することも大切です。またやめる時の条件もチェックする必要もあります。

中学生が習い事を選ぶポイント

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では中学生が習い事を選ぶポイントを考えてきましょう。中学校の学業との両立もポイントになりそうです。

通いやすい時期に始める

部活や高校受験の勉強に忙しい期間は、習い事に通いづらくなります。通える時間が確保できるタイミングを見はからって、習い事を始めると好さそうです。学習塾や英会話スクールなどの場合は、高校受験の対策になることが多いため、受験勉強期間に合わせて習うこともおすすめです。

負担にならない費用で通えるか調べる

月謝などの費用については、親御さんに相談しながら予算に収まる習い事を選びましょう。習い事によっては道具を揃える費用もかかってしまいます。一定の費用については○○〇円程度と調査し、ご両親と相談して選んでください。無料の体験レッスンでその費用の価値があるのかも見極めます。

予定を動かしやすいか確認する

習い事の教室に行く日の変更が柔軟に対応できるかどうかも選ぶポイント。それを基準にして習い事を選ぶのも大切です。テストや行事など学校の予定を優先したい場合に、変更できると通いやすくなります。

通いやすい場所にあるか確認する

通いやすい場所に教室があると日常生活への影響は少なくなります。習い事の教室までの距離が遠いと通いづらく、続けることが難しくなります。

その他にその習い事の相場、通っている人たちの評判、先生のキャリアなども習い事によっては確認してみてください。無料体験レッスンも活用してみましょう。

中学生におすすめの習い事

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では中学生におすすめの習い事は何でしょう。習い事のランキングなど関連記事も確認してみてください。中学生向けのお勉強系、スポーツ系と併せてご紹介していきます。

英会話教室・スクール

英語のコミュニケーション高めるには最適な英会話教室。英検やTOEICなどのテスト対策も視野に入れた目標も定められそうです。また発音や聞き取りなど、実際の英語のスキル向上を目指し、留学することも将来考えて学ぶこともできます。またオンライン英会話受講の割合も増えています。通学かオンラインかも考えて選びましょう。

シェーンの中学生のレッスンの詳細はこちらでご確認ください。シェーンではネイティブ講師と日本人講師がレッスンを行っています。

中学生用レッスン内容・カリキュラム
●情報はこちら
 

学習塾

学校の授業の予習・復習・補習や受験対策ができるのが学習塾。学校では集中して勉強できない場合、塾なら集中できるケースもありそうです。集団指導か個別指導かなど、好みのスタイルで学習塾を選びましょう。

家庭教師

自宅で個別に学力に応じた指導が受けられる家庭教師。家での勉強を習慣化でき、学習塾まで通う時間を省略できるのも家庭教師のメリットです。都合の良い時間に設定でき、学業と部活の両立に向いています。

通信教育

テレビやラジオ、インターネットなどを使って教育を受けられる通信教育。気軽に始められ、忙しい中学生でも隙間の時間を使って学習しやすいのも通信教育です。自分のペースで勉強したい人におすすめです。

プログラミング教室

本格的なプログラミングの知識や技術を学ぶことができます。IT関連の知識を身につけ、プログラミング能力や論理的思考力を鍛え、思考の組み立てるコツも身につけられます。

音楽教室

ピアノやギターなどの演奏や歌を習うことで、その感性を豊かにしていくことができます。保育園や幼稚園、教育機関で働きたい場合、ピアノなどの演奏が必要とされることもあるので、将来の仕事の一助にもなります。ピアノ教室をはじめギター教室、バイオリン教室などで指を鍛えることも思考力アップにつながります。手を使うことは同時に頭を活性化しています。

習字・書道教室

洗練された大人の人は字でわかります。美しい文字を書く技術を学べる書道教室。精神力や集中力を養うきっかけになり、奥深い書の世界を垣間見ることができます。

絵画教室

子ども向けではない絵画教室も中学生では選ぶことができます。美大を目指す高校生ではなく、絵画の基礎を身につけるクラスもありそうです。しっかりとモノを観る力を培い、デッサンの基本を身につけることができます。

水泳教室・ダンス教室

全身運動するため体力の向上につながり、心肺機能、体幹も鍛えやすくなります。スイミングは自律神経を安定させるとも言われています。またダンスは自分で音をつかみ、身体で表現する力を育みます。

武道教室

柔道や剣道、空手などの武道を学ぶことができる武道教室。精神力や礼儀作法を身につけ、武道独特の所作も体感しましょう。護身だけではなく、精神統一と集中力を培うことができるのも武道です。

アイススケート教室

今や国民のほとんどが観ると言われるフィギュアスケート。人気の選手に憧れ、幼児のうちからフィギュアスケートを始める方も増えています。フィギュアスケートは高価な習い事ですが、アイススケート教室なら基本のスケーティングスキルを廉価で学べます。

中学生で考えたことを大切にする

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高校生と中学生では身体の発達も感受性もまだ少し違います。まだ大人の途中のこの年代だからこそ、身につけたい習い事を見つけてみましょう。オリンピックで活躍した選手を見て触発され、何か始めたくなるのも中学生くらいかもしれません。キッズの時とは違う感性が芽生えている時期でもあります。テレビやオンラインで見た何かに魅かれたり、ある本の筆者の言葉に共感したり、何かを受け止めその年代だからこその感受性を大切にしてください。

学校で必修化されていないゴルフ、体操、ボルダリングなどをオリンピックで観て啓発されることもあるでしょう。サッカーのワールドカップ、ラグビーのワールドカッブの開催時期にも、テレビを通して選手たちの活躍に気持ちを鼓舞されることもあります。何かをやりたい、始めたいと思う気持ちが大切です。

たとえ結果その習い事を始めなかったにしても、何かに興味を持ったことがその人のコアのピースを埋めていくことにもなります。中学生で何を考えたか、何をしてきたかが、これからの人生の欠片の1つひとつになっていくはずです。他の人と比較してやっているからやるのではなく、自分から何を考え、何をしたかが、その人の感性を育んでいくのだと思われます。

何かをやりたい、何かを上達したい、その気持ちは学習にも影響していきます。体験することが人生の鍵。やれない理由を無理と決めつけないで、やることを想像して習い事を考えていきましょう。フィギュアスケートのジャンプは難しいけれど、前にスケーティングすることを想像してみてください。自己否定感は何にも生み出しません。

また受験があるからと逃げないでください。シェーンでも英語のレッスンを中学生の受験時期まで続けている生徒さんもいらっしゃいます。

「受験はいっときのことなのでそのためにレッスンをやめたりはしません。英語の勉強は生涯続けて、コミュニケーションを磨いていきたいと思います」

と、お話してくれた中学生の方もいらっしゃいました。誰かの解説のようでもなく、何かのランキングに左右されたのでもない、しっかりとした意見をお持ちだと感じられました。他の中学生の生徒さんの声もご紹介しましょう。

「鉄道が大好きなので、鉄道発祥の地のイギリスには絶対行きたいと思っています」
「使える英語の大切さをシェーンで知りました。高校生になったら留学も考えます」
「イギリスのお菓子が好き。英語でもっとお菓子のことを勉強したいです」

何かを始めることで、世界を広げていくことができます。学校が忙しい、塾が忙しいとあきらめないで、何か興味のあることを見つけて、続けることをしてみてください。自分なりの価値観でブレない自分を持てるように頑張りましょう。