親子で始めるおすすめの習い事は?メリットや注意点、選ぶポイント
2022.12.02
子どもたちの習い事、何をしたら好いのか迷います。2019年のアンケートでは、未就学児から小学生お子さまの80%以上が何かしらの習い事をしていました。特に未就学児のお子さまを持つご家庭では、幼児教室に音楽教室と習い事教室に情操教育も取り入れながらの選び方も見受けられました。そしてパパとママも子どもたちといっしょに楽しめる習い事って、何かあるのでしょうか。遊びだけではなく、身につく何か。そんな親子で楽しめる習い事があるのか、今回は小学生のお子さまを持つ子育て真っ最中のパパとママのために、親子教室をご紹介していきましょう。
親子で習い事を一緒に始めるメリットと注意点
親子で何か楽しみたい、例えば夏のキャンプなどが最近とても人気があります。確かにキッズプログラムのキャンプ教室や親子のキャンプ体験など、自然と触れ合いながら楽しむキャンプ教室もあります。最初に親子で習い事をするメリットを考えていきましょう。
親子で習い事をするメリット
家族のコミュニケーションが増えることが第一のメリットです。親子で習い事をすると時間を共有でき、親子の絆が深まりやすくなります。特にお子さまの成長を間近で見られることもメリットです。人見知りのお子さまや内気なお子さまも、親子なら安心して習い事を始めやすそうです。
親子で習い事をする際の注意点
お子さまの関心がない状態で習い事をスタートさせてはいけません。親御さんの希望通りに無理強いしては逆効果です。習い事を選ぶ際はどうしても親御さんの希望を押しつける傾向もありがちです。親が子どもにやってほしい習い事と、子どもがやりたい習い事が一致しないことは多々あります。そんな時はお子さまの気持ちを優先して習い事を選ぶことが大切です。そして辞めたい場合には無理に続けさせずに、ほかの習い事に目を向けさせ、そちらを始めることもできそうです。
親子で通う習い事を選ぶポイント
では親子で習い事を始める場合にはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか。お子さまの自信をつける、そんな習い事が選ぶポイントのようです。
子どもの好きなことや得意なことを習い事にする
お子さまが続けやすい習い事が一番です。苦手なことを習い事にすると続かない場合があり、また好きでもないものを無理強いするのもいけません。お子さまの意思を尊重して選んでみましょう。
予算の範囲で継続できる習い事を選ぶ
習い事の費用は、モノによっては相当かかってしまいます。まずは習い事の予算を決めましょう。月謝に加え、道具代などは親子分かかってしまいます。初期の費用も予算化します。また習い事の内容によっては、試合や発表会などへの参加費が発生します。習い事を始める前に1年間にかかる費用を確認しておくことも大切です。
通いやすい場所にある教室を選ぶ
通いやすいと通学の負担が減るため続けやすくもなります。習い事教室が駅の近くにある、また送迎バスのサービスがある習い事がおすすめです。
親子で始めるおすすめの習い事
親子で始めることのできるおすすめの習い事を、次に紹介していきましょう。まずは簡単に親子でも始められる英会話スクールから。
英会話スクール・教室
英語で会話できるようになることを親子で目指せます。親子で英会話教室に通うことで、学習した内容を家庭で子どもといっしょに復習もでき、競争もできそうです。日常生活に英会話を取り入れたり、夏の海外旅行では英語の勉強を兼ねたり、レッスン以外でも親子で英語を楽しむこともできそうです。
シェーンでは2才のお子さまから大人の方までレッスンを行っています。親子でのレッスンはありませんが、シェーンではおじいさま、おばあさまと3世代で通われているお子さまたちもたくさんいらっしゃいます。
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プログラミング教室
プログラミングの学習を通してITの知識以外の能力も身につけることができます。論理的思考力、問題解決力など、身につけた能力は親も仕事などで応用できそうです。
音楽教室
ピアノ、バイオリン、ギター、トランペットなどの楽器を演奏する習い事も楽しそうです。楽譜が読めるようになり、親子で発表会への参加を目指せます。
習字教室
習字を習うと美しい文字の書き方を身につけることができます。半紙に向かって正しい姿勢を続けることもでき、集中力も高めます。大人にとっても精神修養の時間が持てます。
茶道教室
お茶のたて方や茶道について学べます。礼儀作法や美しい所作を身につけ、普段とは違う落ち着きのあるお子さまを見られそうです。
料理教室
料理や食材について学べます。食育も取り入れたいと考えている人におすすめな習い事。学んだことを活かして、お子さまと料理を楽しむこともできます。
水泳教室
クロール、平泳ぎをはじめ背泳ぎ、バタフライまでスイミングスキルを身につけることができます。基礎体力や筋力を向上させることも、スイミングのメリットです。親子で始めると親の運動不足の解消にもつながります。
ダンス教室
バレエ、ヒップホップ、チアダンス、ジャズダンスなど、リズム感が身につきやすい習い事。全身を使うことで体感も鍛えられます。またチームメイトと踊ることで協調性を養えそうです。
ボルダリング教室
全身運動になるため基礎体力や体幹が鍛えられるボルダリング。バランス感覚も身につき、考える力も育めそうです。
豊かな心が育める習い事を見つける
お子さまが何に興味を持っているのか、それが親子で習い事を見つけるコツです。いろいろな習い事の体験レッスンがありますので、お子さまと相談しながら、何をするか見つけていきましょう。夏のオリンピックや冬のオリンピックの選手たちの活躍を見ていると、大人でも何か始めたい気持ちになります。お子さまと何か観て選ぶのもOK。ただスポーツによっては気軽に始められないものもありそうです。いろいろなコースを探して、その詳細を確認して何か始めようと準備する時間だけでも案外楽しめます。
親子で何かすることを見つけていくことで、お子さまとのコミュニケーションを深めることもできます。親子でボルダリングにはまる、ゴルフにはまる、プログラミングにはまるなど、いろいろなお声も上がっています。いっしょにテレビの特集番組などを観たこともその習い事を始めるきっかけにもなっているようです。
親子での会話を増やし、お子さまと出かけるところからまずは始めてみましょう。お子さまが何を好きで、何に興味を持っているのかも探っていきます。まずは徒歩で楽しめる場所から見つけていきます。アウトドアと大風呂敷を広げることからよりも、何か身近でできることもありそうです。参加者はお子さまと2人だけのウォーキングツアーで、お子さまといろいろ会話してみます。何がやりたいのか、何が好きなのか、見つけてみましょう。
またけしてご両親のご希望する習い事に誘導しないように心がけます。お子さまの自我は0歳にはその土を築いているようです。1歳未満では好きという愛着の気持ちが生まれ、1歳を過ぎるとその好きなもの身体を近づけていく能力が加わります。1歳児にはすでに自我は芽生え始めているのです。お子さまが行動したいことを一番に考えて習い事を選ぶことが大切です。けして強制はしないでください。
自我を持つ1人の人間が、次に直感的にモノに対峙していく感性を持っていきます。この過程はしつけや教育では育まれないものだと思います。感性は感覚、感情を意味しています。さまざまな感情はお子さまのこれからの大切なモノに変わっていくはずです。いろいろと詰め込むことだけ考えず、豊かな心が育める習い事が親子であると最高です。ただしお子さまには自己コントロールできるように節度も示してください。ただのわがままな気持ちが先行しないように気をつけることも大切です。