日常で使える英語のだじゃれ8選|会話に取り入れるメリットは?
2022.07.29
日本語のだじゃれでもおやじギャグとしかウケない場合が多いのに、英語のフレーズでだじゃれなんて、ネイティブレベルの英語が使えないと無理だと思われます。そもそも英語でだじゃれなんてあるのでしょうか。今回は英語のだじゃれとジョークを探してご紹介していきたいと思います。英語でだじゃれを会話に取り入れるには、発音などかなり上手くできないと無理そうですね。果たしてできるのでしょうか。
英会話中にだじゃれを言うメリット
まずは簡単なものだじゃれを試してみましょう。でもその前に英会話中にだじゃれ、English punを使うメリットをご紹介していきましょう。
場を和ませる効果がある
場の緊張を和らげ、円滑なコミュニケーションを図るためにだじゃれを活用したいところです。場が和むことによって、みんなが発言しやすい空気を作れます。でも緊縛している会議中や、初対面の人と会う時は果たして口にできるのでしょうか。かえって緊張して言葉に詰まってしまいそうです。
親しい間柄でコミュニケーションを楽しむツールになる
お互いに冗談を言い合うことで、さらに仲を深めやすい効果も生まれそうです。仲の良い友人同士で使う定番のだじゃれもありますので、探してみたいと思います。
例えばシェーンの講師がいつか言っていたことがありました。
See you later, alligator.
またね、ワニさん。
In a while, crocodile.
またすぐ後でね。
これに意味はありません。音を楽しんでいたようです。でもちょっと古~いと、シェーンの講師に言われてしまいました。
ブリティッシュジョーク(British joke)はなかなか奥が深く、英語に精通していないと使いこなせそうにはありません。ウィットとユーモアはイギリスの信条。イギリス映画は脚本で愉しみ、アメリカ映画はアクションで楽しむ。そう昔から言われています。イギリス人と同じところで映画で笑いたいところですが、なかなか大変です。
少し古い映画ですが、ヒュー・グラント主演の映画「ノッティングヒル」や「ラブアクチュアリー」のセリフのフレーズには、あちらこちらに笑いを込めていて英語が楽しめます。例えば「ノッティングヒル」で子役の女優に、ヒュー・グラントが「誰と共演したことがある?」と訊ねると、子役は「レオナルド」と答えます。ちょっと考えてから「ダ・ヴィンチ」と返すヒュー・グラントは最高でした。これならいっしょに笑うことができました。
英語のだじゃれの主な種類
英語のだじゃれには音と意味であるようです。日本のおやじギャグと同じみたいですね。「金曜日はフライデー」。でもイギリスではホントに「Fish on Friday」で金曜日はフィッシュ&チップスを食べる習慣があるようです。では次に音で楽しむだじゃれをご紹介していきましょう。
音を使っただじゃれ
言葉や意味が違うが発音が似ている語句などを利用しただじゃれです。短いものをご紹介します。
Bye bye, butterfly.
バイバイ、ちょうちょ。
でもあんまり聞かな~いと、シェーンの講師に言われました。旬の過ぎた、古典的なだじゃれのようです。
二重の意味を持つだじゃれ
複数の意味を持つ単語の特性を活かしただじゃれもあるようです。英単語は1つの単語が複数の意味を持つことも多いので、このタイプのものは日本語では確かにありそうです。見つけた二重の意味を持つだじゃれをご紹介していきましょう。
How is your long distance relationship going?
So far, so good.
遠距離恋愛はどう?
今のところ順調。
このso farは遠いを意味していますが、このフレーズはスポーツの中継などでよく使われる、「今のところ」を意味する表現。そんなにウケるだじゃれはとは思いませんが、念のため。
日常英会話で使えるだじゃれ8選
日常会話で使えそうな、いくつかのダジャレをご紹介していきましょう。異文化理解を交えないとなかなか難しいところです。I tried to make a pun.
トルティーヤの歌を書いたことがあるけど、実にそれはラップでした。
※ラップはトルティーヤで巻いたものの意味があります。でもrの発音要注意です💦
It is so far.
そのソファはどこから運んだ?
とても遠くからだよ。
It is a butterfly.
ハエにバターをつけると何になる?
蝶になります。
It is very light.
このシャンデリアは重いですか?
それはとても軽いです。
2人がレストランで食事しています。食べ残した人は右と左のどちらですか?
Can you drink water from this well?You can drink it very well!
この井戸(well)水は飲むことができますか?
とてもよく飲むことができます!
Tulips!
あなたの顔の上にある花の種類は何ですか?
チューリップ!!
It’s a microwave.
小さいビーチで何を洗いますか?
それはマイクロウェーブ(電子レンジ)です。
いやいや冷や汗ものの数々ですが、英語としては間違ってはいません。けれどウケるかどうか、それはNobody knowsです。日本語でもタイミングや、ウケる間(ま)というものはセンスが必要です。英語で(笑)なんて、高難度だと思われます。
英語のだじゃれは上級者レベル
英語の早口言葉と同じで、英語の音を正確に拾わないとだじゃれにもjokeにもなりません。その場がシラけてしまうので、英語初心者はなるべく短いものを、活舌よく発音することが求められます。
イギリスのコメディ、Mr.Beanで聞いた覚えのあるフレーズをご紹介しましょう。
Knock, knock.
Who’s there?
Isabel.
Isabel who?
Is a bell necessary on a bicycle.
音を使っただじゃれ、英語学習初心者でもわかるものなら使えそうですね。また同じようなもので、こんなブリティッシュジョークもあるようです。
Knock, knock!
Who’s there?
Doctor!
Doctor who?
That’s a great T.V. show, isn’t it?
「ドクターフー」というBBCのドラマを知らないとウケないので、時代を確認しないと使えないフレーズですね。
英語のだじゃれはやはリハードルが高そうです。日本語に翻訳したものは日本人同士でわかりあえますが、英語圏の習慣やモノのの表現が理解できないと通じません。
例えば日本語を交えただじゃれで、
This hourglass is a one minute meter. How many times should I upset it with this hourglass for three minutes? It is (sand) three times.
この砂時計は1分計です。3分間はこの砂時計で何度ひっくり返したらいいでしょうか。それは3度(サンド)です。
これは英語のだじゃれクイズの絵本で見つけたものです。でもこれでは英訳とかみ合いません。シェーンの講師に言うと???の嵐でした😢
よく海外ドラマや映画などで英語のジョークやだじゃれを上手に変換している翻訳家の方がいらっしゃいます。多分似た音と似た意味から翻訳されているのでしょうか。これはなかなか難しいテクニックを要しそうです。でも英語でのだじゃれも楽しそうですね。簡単なものなど辞書とつき合いながら、これからも探してみたいと思います。