英語で日常会話をするにはどれくらいスキルが必要? 使えるフレーズ集

2022.07.17

英会話フレーズ

英語の日常会話レベルになるためには、どれくらいの英語学習が必要なのでしょうか。まあまあ、そこそこの英語力でもネイティブスピーカーたちと自然な英語のコミュニケーションをとりたいって、お考えの方は意外と多いようです。ではそのためにはどんな勉強をすればいいのでしょうか。英会話初心者でも初対面の外国人と話すことができるコツ、使える英会話フレーズがあればいいのですが。

英語の日常会話をするために必要なレベルは?

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まずは英語学習に必要だと思われる英単語の数を調べてみました。今までどれくらい英単語をインプットしてきたか数えてはいませんが、スムーズな英語のコミュニケーションのためには、それ相応の英単語を頭に入れていることが大切です。

日常英会話に必要な英単語数

ネイティブスピーカーたちが日常英会話で使う単語数は3,000から4,000語と言われています。日常会話でよく使う単語約3,000語を覚えていれば、相手の英語フレーズを理解し、自然と日常会話ができるはずです。まずはたくさんの英単語を覚えようとするのではなく、日常英会話の場面に必要な単語を中心に覚えるとよさそうです。

英単語の覚え方についてはシェーンの「お役立ち情報」の記事で解説しています。併せてご覧ください。


英単語を覚えられない…効果的に記憶に定着させるポイントは?
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日常英会話に必要な文法

次は英語の文法です。簡単な英会話でも文法は必要不可欠。でも中学校で習う範囲の文法を覚えていれば、十分に日常英会話はこなせます。自己紹介から始まり、旅行や買い物の日常英会話は、中学校で習った文法だけでも、自分の伝えたいことを表現できます。

英語の日常会話でよく使う挨拶のフレーズ

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コミュニケーションは挨拶が基本です。フォーマルな挨拶からカジュアルな友達との会話を想定した英語表現を、まずはご紹介しましょう。日常英会話でよく出るフレーズを活用して、単語と文法を同時に覚えていきます。

フォーマルでも使える挨拶フレーズ

How do you do?
初めまして。

Nice to meet you.
初めまして。

I’m so glad to see you.
お会いできて光栄です。
*ビジネスシーンでも使える表現です。

Thank you for coming today.
今日はお越しいただきありがとうございます

Very lovely to see you.
会えてとてもうれしい。
*そんなにフォーマルではありませんが、素敵な会話表現もご紹介します。映画で息子の恋人が挨拶に来た時に、母親がこう言っていました。

「こんにちは!」のように気軽に使える挨拶フレーズ

Hello.
こんにちは。

Hi!
やあ。
*カジュアルな挨拶の決まり文句です。

Long time no see.
ひさしぶりだね。

Good afternoon.
こんにちは。
*朝、昼、晩と挨拶を使い分けてください。

Hey.
やあ。

挨拶に答えるフレーズ

I’m fine, thank you. And you?
おかげさまで。あなたはいかがですか。
*相手の様子も伺うように言葉をつけ加えましょう。

Thank you very much for your continued support.
これからもご支援よろしくお願いします。

次は様子を訊かれた際のカジュアルな答え方です。

It’s okay.
いいよ。

Good.
いいよ。

I’m good.
いいよ。
*フォーマルな場面ではfineで通しましょう。

Not bad.
悪くはない。
*イギリスでよく聞きます。

It’s so so.
まあまあだよ。

ちょっと疲れている時などは次のような言い方もあります。

Not so bad.
そんな悪くはない。

Not very well.
あんまりよくない。
*でも親しくない相手には言わない方が無難です。

相手の日常生活を尋ねるフレーズ

How are you?
元気?

How are you doing?
どう、元気?

What’s up?
最近はどう?

How’s everything?
調子はどう?

It’s OK?
大丈夫?

How have you been?
元気だった?

英語の日常会話で何かを尋ねたいときに使えるフレーズ

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話題の中で何か尋ねたいときや、その理由を訊きたいときに使えるフレーズ集。シーンによって使い分けてみてください。

出身地や好みについて尋ねるフレーズ

Where are you from?
どちらの出身?

What’s your hobby?
趣味は何ですか?

What’s your favourite food?
どんな食べ物が好きですか
*イギリス英語ではfavoriteはfavouriteと綴ります。

What kind of sports do you like?
どんなスポーツが好きですか?

What do you do on weekends?
週末は何をしていますか?

いろいろと尋ねるフレーズ

Which way?
どっちの道? 

What did you say?
何て言ったの?

Come again?
何?
*訊き返すときはWhat did you say?よりもカンタンかもしれません。

Why not ask for help?
手伝いを頼めば?

When are you available?
いつならいい?

何かを誘ったり、勧めたりするときのフレーズ

Would you like something to drink?
何かお飲み物はいかが?
*丁寧な質問なのでフォーマルなシーンでも使えます。

How about a movie?
映画に行かない?

Why don’t you go to the pub with us?
私たちとパプにいきませんか?

Do you fancy going on a picnic?
ピクニックしない?

依頼するときのフレーズ

Can I have some water?
水をいただけますか?
*丁寧に伝えるためにcouldやwouldを使います。I want some water.では大人の使う英語表現ではないようです。

Please let me know your schedule by the weekend.
あなたのスケジュールを週末までに教えてくれますか。

Who can speak Japanese?
誰か日本語が話せますか?

If you don’t mind, could you send me that file again?
もしよろしければ、あのファイルをもう一度送っていただけませんか。
*これはビジネスシーンで使えそうですね。

英語の日常会話でよく使う一言フレーズ

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英語でのとっさのひと言、意外と出てこないものです。状況に応じた例文集のメモを頭にインプットして練習してみましょう。

気持ちを伝えられる相づちフレーズ

Sounds fun.
楽しそう。

That’s amazing.
それはすごい。

Good for you.
よかったね。

Lucky me.
うれしい。

I’m so excited!
ワクワクする!

Sure.
もちろん。

Who cares?
知ったたことか。
*もちろんカジュアルでも捨て台詞的な英語表現。怒った時にもちろん親しい人だけに使いましょう。

相手を気遣う一言フレーズ

Take care.
お大事に。

Take it easy.
無理しないで。

Be strong.
しっかりして。

Never mind.
心配しないで。

Sorry for the inconvenience.
ご迷惑おかけして申し訳ありません。
*これはビジネスでも使えます。何か不手際があったらこう伝えましょう。

相手を褒めたいときに使えるフレーズ

So nice.
ステキ。

Amazing!
素晴らしい!

Brilliant.
お見事。

It’s awesome.
それは素晴らしい。

Good work.
よくできました。

Good, good, good.
すごく好い。
*映画のセリフにあったカジュアルなフレーズです。

感謝を伝えたいときに使えるフレーズ

Thank you very much indeed.
ほんとうにありがとうございます。

Thank you for your time.
お時間とっていただきありがとうございます。

Thank you for your help.
手伝ってくれてありがとう。

Thanks a lot.
ほんと、ありがとう。

Cheers.
ありがと。

英語でとっさに一言リアクションしたいフレーズは、シェーンの「お役立ち情報」のライブラリーも併せてご覧ください。


英語で「驚き」のフレーズいくつ言えますか?リアクションのフレーズ39選!! SNSで英語のコメントができる!!
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テストには出ない英語表現

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残念ながら英検やTOEICなどのテストには、あまり実用的な英語の言葉を見た覚えがないような気がします。単語を選んだり、何かを説明したりする文章ばかりでした。確かに文法をチェックすることが多いテストなので仕方はありません。今は変わってきているのでしょうか。面接では定番の挨拶のやりとりは必要かと思いますが、カードなどを見て質問に答える形式なので、耳よりも目で追う英語が多いように思えます。

英語での普段の会話。例えば電話応対や、メールのやりとりなどは学校で教えてはくれません。日本人の勉強法はテストの高得点のためばかりでしたので、今一つ英語のコミュニケーション力の上達にはつながらなかったようです。英語の言葉のニュアンスもわからないことばかりです。実際に外国人と話すようになって、busyは忙しいより「混雑している」意味であることを知りました。Facebookなどのソーシャルメディアでリアルな英語を見る機会も増えると、ネイティブたちが使っている英語の楽しさにも触れられます。久しぶりに再会ではその喜びをこう記してくれました。
 
It was so lovely to see you yesterday. And thank you so much for the generous gifts.

ソーシャルメディアや映画、ドラマのなどのコンテンツで聞いた素敵な英語はアウトプットに努めます。ランダムに見聞きした英語のフレーズを挙げていきましょう。

My pleasure.
どういたしまして。

Here you are.
どうぞ。

Thanks, but no thanks.
ありがとう。でも結構です。

He is out to lunch right now.
彼は今ランチに出かけています。

All the time I ‘m thinking of you.
いつもあなたのことを思っています。

Excuse me?
もう一度言っていただけます?

Can I borrow this one?
これを貸していただけますか?

How do you get there?
どうやってそこまで行くの?

Do you really mean it.
本気でそう言ってる?  

It’s admission free.
入場無料です。

Yes, just on time.
はい、時間ぴったり。

英語での自然な表現を身につけることは日々英語に触れ、継続してその時間を作ることです。今日覚えたことはしっかりと習得する目標でがんばりましょう。スキマ時間を利用し、便利なアプリのオンライン英会話などの活用や、リスニング教材なども使いこなしながら、英語表現の基礎を身につけます。ネイティブの言い方、その発音を耳にし、頻出する英語表現があると覚えやすくなります。

英会話スクールの先生には怒られてしまいますが、口語はbe動詞の省略などは当りまえ。日本語だってそうです。ただカジュアルな表現ばかり身につけてもダメです。自分の意見をはっきり述べることのできる英語力、予定や用事を的確に伝える英語表現は、やはり独学では難しいかもしれません。やはりおすすめは英語のネイティブとコミュニケーションをはかることです。ネイティブとのやりとりが日常会話の習得には効率的なやり方です。この機会にシェーンの無料体験レッスンもぜひお試しください。