赤ちゃんに英才教育は必要？ メリット・デメリットや成功のコツ
2022.01.30
子どもにとって何かのチャンスを与えることができるのは親だけかもしれません。早期教育で将来の道が切り開かれた例はたくさんあります。ベビースイミングから始めて水泳の選手になった方もいらっしゃいます。ピアノ、バイオリンなどの音楽系の習い事もお子さまたちには人気です。何かさせたい、でも何をさせたらいいのか、お悩み中のパパママたち。どんな習い事があって、お子さんに何を習わせたいか、この機会にご検討してみませんか。
赤ちゃんの英才教育についての基礎知識
英才教育とはどんなものでしょうか。勉強とは違う教育についてご紹介しましょう。
英才教育とは？
英才教育とは、幼児期の子供の才能や個性を伸ばすために行う教育のことです。赤ちゃんがお腹の中にいる時にママを通して何かを行うことは「胎教」と呼ばれています。昔は美しい絵画を観たり、心安らぐ音楽を聞いたり、お腹の中のお子さまとの言葉を交わしていました。ママを通してパパの声も赤ちゃんは聞いています。
また生後0歳から3歳までは右脳が優位とされていると言われています。右脳は音感や直感、創造性を司っています。この時期に英才教育を行うことで、特定分野における直感力やセンスを養えるとされています。お子さまの興味を引き出す最適な時期と言えるかもしれません。
学習の習慣化に役立つ
幼少期から日常的に何かを学ぶことで、成長後も抵抗なく何かを学びとろうとする気持ちは続くと言われています。そのことで将来の学校での授業や受験勉強の際にも役立つかもしれません。
楽しみながら学べる
幼少期はおもちゃなど知育玩具を使って、遊びとして学び取っています。楽しみながら何かを身につけることはとても効果的でおすすめです。
記憶力に優れている
幼少期は好奇心のかたまりです。あらゆることに興味を持ち、それを刺激としながら吸収しています。この時期の記憶の定着も英才教育に活用できそうです。
英才教育を行うデメリット
英才教育のデメリット、お子さまに懸念されることも併せて考えていきます。
自由に遊ぶ時間が少なくなる
英才教育や習い事を詰め込みすぎると、お子さまの自由に遊ぶ時間が少なくなります。お友達と遊ぶ機会や、自由に好きなことをする時間を設けるのも大切なことかもしれません。
ストレスにつながるおそれがある
さらに無理矢理に詰め込むと、お子さまのストレスの原因になるかもしれません。お子さまの感受性は強いので、少しのことでも嫌になってしまうと、それが原因で心の傷につながるおそれもありそうです。
赤ちゃんの英才教育に人気のジャンル
よそのお子さまはどんな習い事をしているのか。気になりますよね。最近人気のある幼少時に人気の習い事をご紹介していきましょう。
英語教育
お子さまの英語熱は社会のグローバル化より以前にありました。お子さまに早い段階から英語に触れて欲しいと考えて、英会話教室に通わせている親御さんも多かったようです。今はさらに過熱して、ベビークラスまで登場していますが、その成果は果たして実るのでしょうか。幼児教室で英語を取り入れるところも多く、プリスクールへの入学も今や人気です。幼少期から英会話スクールに通うことで、英語を耳から吸収することは英語習得のグッドポイントだと思われます。
スイミングスクール
スイミングは自律神経を安定させることができ、さらに全身の筋肉をバランスよく鍛えることが可能なスポーツです。基本的な運動神経の発達につながりやすく、 幼児教育としてはおすすめです。まだ歩くことに慣れ始めた1歳ぐらいからも始められ、心と身体を両面鍛えられるのがスイミングです。
ピアノ教室
聴覚器官が柔軟な幼少期に、音感を鍛えるためにピアノはおすすめの習い事です。情操教育の一環として、昔からピアノ教室は人気でした。最近は絵本のような楽譜もあり、目でもお子さまの興味を引きつけています。
体操教室
お子さまの身体づくりに人気な習い事に、体操教室があります。お子さまの運動神経の発達を促し、体幹を鍛えるメリットがあります。さらに身体を鍛える体育は知育も兼ねていると考えます。判断力は動いている時もつねに情報処理として動いています。転びそうな時、次はどうしたら失敗しないか、身体を動かすことで瞬時に考える力も養います。
学習塾
未就学児のお子さまが通う学習塾は、幼児教室と呼ばれています。幼児教室では教材などを使って、思考力・考察力・判断力を伸ばしていくよう指導していきます。幼少期から考える機会を設けることで、お子さまのこれからの生きる力を育んでいきます。
通信教育
幼児の通信教育は0歳時からあるというので驚きです。楽しい教材を使いながら、お子さまの興味を引き、やってみたことができるとそれがお子さまの自信にもつながります。ひらがなや数を自然と覚えられるように工夫された教材で、言葉や考える力を育みます。
赤ちゃんの英才教育を成功に導くポイント
幼少期のお子さまの英才教育。どんなことに気をつけたらいいのでしょうか。やはりお子さまのデメリットになることはしないようにしなければなりません。
周りの赤ちゃんと比較しない
英才教育では子どものペースや個性を尊重し、周りと過度に比較しないことが大切。お子さまの学習ペースは人によって大きく異なっています。周りと比べて遅れているからと、急かしたりペースを乱したりすると、ストレスにつながるおそれもありそうです。
大人も赤ちゃんと一緒に楽しむ
お子さまに楽しく勉強してもらうためには、大人も一緒に楽しんでいる姿を見せることが重要です。パパやママが楽しんでいる姿を見ると、赤ちゃんも自然と楽しくなります。親子で楽しみ、スキンシップもはかってください。また反対に、大人たちが楽しんでいないと、その雰囲気はお子さまにも伝わります。それによってお子さまの学習意欲が低下する可能性も出てきそうです。
強要しない
無理矢理押しつけることは逆効果です。お子さまの力を自然と伸ばせる心構えと環境づくりが必要です。
赤ちゃんの興味を優先する
お子さまの気が乗らない時は無理にさせないようにしましょう。その学習が楽しいことを記憶させることに努めます。
日々のふれあいを大切にする
お子さまはパパとママが大好きです。いつもみんなで楽しく笑顔で学べるようにしていきましょう。お風呂タイムなどでも楽しく復習できると、その効果も出てきそうです。
赤ちゃんの英才教育には「シェーン英会話」がおすすめ
シェーン英会話でも2歳のお子さまから、1977年の創業時よりネイティブ講師がレッスンを行っています。未就学児のレッスンは全身を動かしながら英語を身につける、TPR(Total Physical Response)の伝統的な英語教授法に則って指導しています。
シェーン英会話とは？
首都圏を中心に展開している英会話スクールです。お子さまのレッスンは年齢と習熟度に応じたレベルでレッスンを提供しています。
シェーン英会話の2歳～年少向けレッスン
英語が楽しくなるようにさまざまなアクティビティを取り入れ、ネイティブ講師と自然に英語でのやりとりを進めていきます。歌やゲーム、ダンスなどで全身を使って英語に触れていきます。ネイティブ講師のレッスンなので、英語の音とリズムを発音で間近に聴き、英語の耳を作っていきます。カラフルなオリジナルのフラッシュカードでゲームをしたり、ピンクのかばのチャーリーのオリジナル絵本を読み聞かせしたりして、お子さまの英語への興味を深めるようレッスンを行っています。
赤ちゃんの英才教育に望むもの
パパママの希望で、お子さまにいろいろな習い事をさせていますが、そのお子さまにとって機会を与えるだけの気持ちでいてほしいと思います。たくさんの無理強いをお子さまにさせないよう心がけてください。お子さまがそのお習い事を受け入れてくれなければ、アレルギーを起こしてしまい、例えばくしゃみが止まらないことだってありえます。無理なくお子さまの好きなものを続けさせてあげる、その好きな気持ちを大切にしてあげましょう。
