英語が話せなくても海外留学できる?必要な英会話レベルと対策
2021.12.20
やはり英語上達の王道は海外留学でしょうか。実は隣の家の高校生のお嬢さんがカナダに海外留学して、とても有意義な英語学習だったと教えてくれました。現地で英語だけの環境で留学生活を送れたことが、英語学習の最大のメリットだったようです。うちの子も留学はさせたいけれど、英語はほとんど英語が話せません。こんな英語力で果たして海外の語学学校へ入れるものなのでしょうか。英語が話せなくても海外留学できるかその理由と、どんな英語学習が必要なのか考えていきます。
英語が話せなくても留学できる?
英語が話せなくても留学での生活は大丈夫なのか、留学先の先生と友達と自然に英語でコミュニケーションをはかれるようになれるのか、シェーンの小学生や中学生、高校生の皆さんが、夏休みの短期海外留学で体験したお話を絡めてご紹介していきましょう。
英語が話せなくても留学はできる
英語の勉強のために留学するのですから、不安に思う必要はありません。語学留学は最初のテストで英語レベル分けされ、そのレベルに応じたレッスン受けられます。かえって日本人ばかりのクラスだと英語学習のデメリットにもつながる懸念もあります。全てを英語の環境にしてこそ、英語学習に身が入ります。同じ留学生たちも英語が母国語ではなく、英語を学ぶために留学してきているのです。
「なかなか英語が話せないままで過ごしてしまいました。中国から来た人たちが一生懸命学んでいたので負けられないと思いました」 12才
「最初は知らない人たちばかりで心配でした。でも気軽に話しかけてくれるクラスメートがいて嬉しかったです。さまざまな国の人たちとの交流はとても意味のあるものでした」 11才
シェーンで学んでいる生徒さんでも、やはり違う環境での英語学習は緊張したようです。それでも何か自分の考えや、日本語での自分の言葉を持ち始めています。
留学に必要な英語力とは?
実際に海外留学を円滑に進めたいのなら、中学生の基本的な英語力はほしいところです。高校や大学の正規留学ではかなりの英語力を必要としますが、学生向けの語学留学やワーキングホリデーであれば英語力に課題がある状態でも問題はないようです。4年制の大学留学では英検®準1級以上の英語力が最低限レベルです。大学によって必須のスコアは変わりますので、大学への進学には確認が必要です。またアメリカ留学ではTOEFL IBT、イギリス留学ではIELTSのスコアが必要になります。TOEIC®はあまり留学の英語能力証明にはならないようです。
「英語が話すことは苦手でしたが、少しはできたように感じました。もっと英語を勉強しようと決意し、また来年の夏休みに同じ場所にいたいと思いました」 14才
「もっと英語力が必要と痛感しました。それでもこの留学は同じ世代の外国人の仲間たちと出会えて、一生の宝物になると思います。この留学経験を活かして日本だけではなく、世界の未来を作っていける人を目指します」 16才
シェーンの夏休みの子どもたちの海外留学は2週間から3週間行われます。海外体験と英語学習ができる機会としてリピーターも多く、お子さまたちが英会話教室で学び、海外留学で実践的な場として学べるのでとても人気のプログラムになっています。
留学中に英語が話せなくて困るシーンと対策
今はもう入国審査もデジタル化されていますが、長期滞在の場合には英語での対面での英語による質疑応答もありそうです。質問されやすい事項をリストアップして自信をもって回答できるように備えておきましょう。また怪我や体調不良、貴重品の紛失などのトラブル時の英語でのコミュニケーションも必須です。さらに入学や銀行口座の開設、ビザ申請などの手続きは日本で済ませておいた方が、トラブルは回避できそうです。
英語が話せない人が留学前にやっておくべきこと
英語が話せない人が留学前にやっておくべきことは、英語力の向上しかありません。完璧ではなくても、相手に伝わる簡単なコミュニケーション力を手に入れましょう。
基本的な文法と単語を勉強する
中学生レベルの文法力と単語力が求められますので、しっかりと英語学習を続けましょう。あまりにも相手の言うことがわからないと、ストレスにもつながります。リスニングでネイティブの発音に慣れ、自分の伝えるべきこともスピーキング練習を続け、英語学習時間を重ねましょう。
日常で良く使うフレーズを覚える
挨拶から始まる日常英会話は、しっかりと身につけておきましょう。相手に気持ちを自分の伝える積み重ねが、とても大切なのが海外でのコミュニケーション。返事はyesかnoかはっきりとすること。ただ笑っているのは日本人の悪い特徴です。意思表示ができるフレーズを数多く身につけることに努めます。
さらに滞在先の国のことを知り、文化や習慣にも興味を募らせます。英語習得のポイントの1つは異文化理解と、英語圏の思考法を知ることです。いつも英語に触れる時間を作ることをおすすめします。
英語が話せない人が留学までに英語力を付ける3つの方法
英語が話せない人は多分英語も聴き取れません。英語の読み書きの勉強ばかりしても留学では通用しません。リスニング力とスピーキング力を高める練習をしていきましょう。
リスニングを中心に勉強する
相手の英語がわからないと何も始まりません。相手の伝えたいことがわかるようになれば、筆談やボディーランゲージなどコミュニケーションできるかもしれません。英語の耳を鍛えるリスニングの勉強を続けてください。
単語や基礎文法を学習する
中学で学ぶ単語や文法は留学中の学習の基礎になります。より実践的な会話で使用される文法は身につきやすいものです。Have you been to ○○?で現在完了と覚えるだけではなく、○〇に行ったことがある?と会話をそのまま身につけてしまうこともおすすめします。
英語が話せない人はシェーン英会話がおすすめ
シェーン英会話では「留学前準備コース」や「渡航前コース」ご用意しています。留学前準備コースは中学生・高校生が対象で、個人レッスンで日常での英語表現を身につけることができます。渡航前コースは大学生以上が対象で、さまざまなシチュエーションでの対応での表現を学べる個人レッスンです。
語学留学の準備 持ち物や必要な手続き、成功のロードマップを解説英語がもっと好きになる海外留学
お子さまに海外留学をさせるには莫大な費用がかかります。近くでできるフィリピンへの留学もありますが、できればアメリカかイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドへの英語圏への留学をおすすめします。英語圏の文化や習慣を知るためには、英語発祥の地のイギリスで研さんを積むのはいかがでしょうか。アメリカ英語に慣れていないのなら、イギリス英語は比較的に聴き取りやすい英語の音です。またお子さまの海外への興味やし好を考えて留学先を選んであげましょう。例えばシェーンの夏の子ども留学で、2週間から3週間のトライアルから始めても構いません。もし海外留学にご興味があれば、無料カウンセリングも随時行っています。シェーンの夏の子ども留学の皆さんの声をもっとご紹介しましょう。
「レッスンに追いつけなかったのが残念でした。でもハリー・ポッターのスタジオを見学できました。もっと英語を勉強してまた行きたいと思います」 10才
「初めての留学だったけど、行く前に感じた心配もほとんどなく、楽しく過ごせました。ロンドンも最高に楽しかったです」 13才
「Where are you from?ときかれて答えたクラスメートが、Turkeyと答えて七面鳥しか浮かばなかった私は、まだまだ海外の勉強が必要だと感じました」 15才
「英語を話すのにためらっていたけれど、間違いを恐れずどんどん話すイタリア人とフランス人を見習おうと思いました。いろいろな国の人たちと英語で話すことで、自分の知識も増えていくと実感しました」
「目的意識を持った留学生たちを目の当たりにして、漠然とシェーンで英語を習っているのに気づかされました。この留学をきっかけにやりたいこともわかってきたようです」 17才
2020年から世界はパンデミックで閉ざされてしまいました。まだまだ不安材料は残りますが、留学を想像することは自由です。実際にお子さまと海外留学を行く計画を立てるのも楽しいかもしれません。また留学にご興味があれば、出かける日その日のために英語学習に励みましょう。