●Tip on learning English● Will you forgive me
2022.04.01
もっと英語が話したい!!
それなら、英語は英語で覚えましよう。それが自然な英語表現につながります。
特に謝罪が必要な場面ではないのに、日本では「ごめん」や「すみません」と言って話を始める人がいます。英語で話す時に連発したら「何を謝ることをしたの?」と怪訝な顔をされてしまいます。
日本語の「ごめんなさい」の御免は、「許される」の丁寧な表現です、「申し訳ありません」は「自分が犯した罪や失敗について、相手に申し訳することができない」が元々の意味で、言い訳することもできないので謝るしかないということになります。同様に「すみません」も「済む」ことがない、「相手に納得してもらう」ことができないということです。いずれにしても日本語においては、相手対自分の関係において、相手に自分を理解してもらい、許してもらうことが謝罪の表現になります。
一方、英語の謝罪の代表はI am sorry 「私は悲しい」です。日本語では「遺憾に思います」が近いでしょうか。これは出来事に対して自分の感じていることを述べているのですから、日本語の謝罪の発想とは異なります。では英語でよく使われる許しを乞う表現を探してみましょう。
Will you forgive me? /私を許してもらえる?
ストレートでわかりやすい表現です。面白いことにI beg your pardonという慣用句がありますが、直訳すると「あなたに許しを乞う」はずなのですが、聞き取れなかった時、「もう一度おっしゃってください」となるのが英語の不思議なところ。英語は英語で覚えないというわかりやすい慣用句です。