●Tip on learning English● Take your time
2022.01.02
もっと英語が話したい!!
それなら、英語は英語で覚えましよう。それが自然な英語表現につながります。
休み明けの月曜日、会議の資料をプリントアウトしようと思ったら、複合機の前でHelenが紙詰まりをとろうとして悪戦苦闘中。ゆっくりやっていいよのつもりで、Be slowlyと言ったら、「そんな嫌味言わないでよ」と返されちゃったけど、どうして?
「ゆっくりと」を意味する副詞のslowlyを命令形にするには、be動詞の原型を持ってくる。文法はパーフェクトです。このように、Be quiet(静かに)やBe positive(前向きになりなさい)などはとてもよく使われています。ただHelenとの状況で伝えたい「ゆっくりやりなさい」にはこのフレーズでは伝わりません。それどころか「もっとゆっくりやりなさい」つまり、「何のろのろやっているのよ」と皮肉に聴こえてしまいます。ではどんな表現を使えばよかったのでしようか。一番ポピュラーかつ覚えやすい表現は、Take your time 「あなたのペースでどうぞ」です。落ち着いてやってねというメッセージを伝えることができます。takeは基本の動詞ですが、日常会話で使える英語らしい表現に多く使われていますので、ここでご紹介しましょう。
take care/気をつけて take turn/順番に take after/似ている
takeだけではなくgiveやputなど基本の動詞を辞書で確認すると、思わぬuseful phrasesに出会うことがあります。時にはデジタルではなく、大きな辞書を抱えてめくることもボキャブラリーを増やすよい方法です。手を動かして探すことも記憶の定着につながります。