小学生向け・英検®4級対策のポイントは? 中学の予習に最適

2021.10.20

子ども英語

小学生の英検®️の受験者は毎年増えて来ています。英語学習の基本が詰まっている英検®️4級を一発合格できれば、英語に自信が持て、お子さまの英語学習の弾みがつきそうです。英語学習を英検®というテストの合格を目指し、英検®の級を取得できると、お子さまの達成感にもつながります。でも英検®の勉強、どうすればいいのでしょうか。英検®合格のために、どうやって勉強したらいいのかご紹介していきます。

小学生向け・英検®4級の基礎知識

小学生のうちに、中学生の中級程度のレベルのテスト受験。それはお子さまにとってメリットはあるのでしょうか。まずは英検®4級の基礎情報と、英検®️4級のレベルがどんなものなのかをご紹介します。

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子どもの英語力を示せる!英検®️4級の基礎情報

英検®は日本英語検定協会が行っている、国内最大規模の英語検定試験です。日本人の英語力をはかるための英検®️は、受験や就職にもその英語能力を示せるもので、英検®の級の取得で優遇措置をはかるところもあります。英検®4級は、かつては中学2年生で合格するレベルでしたが、今では小学生の受験数も合格率も上がってきています。小学校英語の必修化や教科化が始まり、その英検®受験も小学生から始まっています。

英検®️4級のレベル

英検®️4級は、中学生英語の中級程度のレベルです。試験は筆記35分とリスニング30分を行い、合否の判定をもらいます。また英検®4級は一次試験の筆記に加えて、スピーキングテストを受けることができます。実際の英語のやりとりをすることで、英語の実践力をはかりスピーキングの向上も目指します。 英検®4級を合格すれば、英語の土台は築けるようですが、では英検®️4級の合格点を目指すには、どんな勉強が必要なのか考えていきます。

小学生は英検®️何級を目指せばいいの?効果的な勉強法は?

小学生向け・英検®️4級対策のポイント

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どうやって英検®️4級対策の勉強を、進めていくのがいいのでしょうか。英検®4級では実際に、どんな問題を解いていくのかご紹介します。英検®4級の筆記試験では、空いているところに英単語を埋める「空所補充問題」や、語句の並べ替え、「語句整序問題」、長文の内容を一致させる「選択肢問題」が設けられています。この一次試験をクリアするためには、基本的な構文と熟語を身につける必要がありそうです。選択肢問題だからといって簡単には正解はできません。実際の英検®の過去問題を解いてみながら、受験対策をしているお子さまもいらっしゃるようです。過去問は6回の参考書などが出版されているので、それを参考にして英語学習もできそうですが、英語の基本を学んでから英検®️対策をおすすめします。英語学習を1年以上続けた後で始める、英検®4級対策の勉強をご紹介しましょう。

子どもの習熟レベルに合わせて教材を変える

日本英語検定協会のホームページには、過去に行った各級の試験が掲載されています。この過去問題をダウンロードして、お子さまと英検®本番のように、テスト練習をしてみます。その結果によって、基本からもう一度勉強するか、予想問題などの参考書を使うか検討します。もし合格が無理そうなら、とりあえずは英語に触れる機会を作ります。無理な受験は、お子さまの英語嫌いにもつながりかねません。どうやったら英語に興味を持てるのか、英語学習の継続につなげられるのか、探ってみましょう。

語彙力を強化する

英検®️の入り口の5級と比べると、4級合格のための語彙数は、かなり増えています。英検®️問題の出版社から出ている、予想問題ドリルなどで、どんな英単語が出ているか確認し、単語帳を作って覚えていきます。また4級用の単語学習アプリなども活用できそうです。

文法学習ではわかりやすい教材を用いる

英検®️4級では時制に過去形も加わり、助動詞、不定詞、動名詞や、比較表現使った英語の文章を理解し、使い分ける必要が出てきます。お子さまにとってわかりやすい教材を選ぶことが、文法の理解を深めることにつながります。イラスト付きの教材などを用いて、英語の感覚を身につけられると、文法の習得に近づけるかもしれません。お子さまに合ったドリルや問題集を探してみましょう。試験直前には7日間で復習できる参考書もありますので。総ざらい復習して英検®に臨むこともできそうです。

小学生にぴったり! シェーン英会話の英検®️4級対策

シェーンでも小学校低学年のお子さまに、英語の読み書き強化の英検®️準備レッスンを行っています。ネイティブ講師でリスニング、スピーキングの力を培い、日本人講師がリーディング、ライティングの力の基礎を作り上げるコンビネーションレッスンを、シェーンではおすすめしています。CDなどの音源から英語を学ぶより、目の前の講師からリアルな英語に耳を馴らすことで、英語での自然なコミュニケーションを目指します。

子どもに合うレッスンを選べる! シェーン英会話の英検®️対策

シェーンでは読み書きの基礎を培いながら、英検®️準備に特化したレッスンをご用意。英検®受験者のためにわかりやすく、それぞれの英検®の級別に日本人講師がレッスンを行っています。日本人講師の説明により学習事項を体系的に整理でき、英検®問題の解き方もわかりやすく理解することができるレッスンです。

英検®️4級対策のレッスン内容

日本人講師と英検®️の過去問題を解きながら、英検®️合格を目指します。筆記試験での受験テクニックをはじめ、弱点があれば克服できるように指導しています。単語力、会話表現、英作文力をつけながら、恒常的に学べるレッスンと、英検®合格のために集中して学べる個人レッスンをご用意しています。英文の基本的な構造を理解し、重要単語と語彙を身につけながら、英語の会話力の向上も促していきます。

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英検®対策、英検®合格を積み重ねた先は

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英語のスキルを高めるために、英検®️受験やTOEIC®テスト対策の英語学習を重ねていくことは、英語学習のモチベーションを持続させ、目標を持つためにも大切なことです。2021年度は小学生の英語教育の必修化、教科化を始めて2年目ですが、世界的なパンデミックのため、まだまだお子さまたちの英語学習も順調とは言えません。

2020年度からの小学生からの英語教育導入は、コミュニケーション力を高めることが、最大の目標です。受験英語ばかりで、リスニングやスピーキングが追いつかなかった日本人の英語。英検®️合格だけは英語の楽しさはまだまだです。英語でやりとりできる楽しさは、机上だけではなく、実践も必要。実際に英語で話す、歌う、ゲームするなど、英語でのコミュニケーションを通して、英語を楽しめることをお子さまたちに知っていただくことが大切です。

英検®️のテストはクイズではないのですから、受験対策の参考書だけを解いても、英語の基本を理解していなければ、何にもなりません。またお子さまに、英検®️合格だけを強いることも、英語習得には向きません。英語は相手がいて伝わる言葉を持つことで、テストだけでははかれないスキルを要します。日本人が受験英語に夢中になって、英単語や熟語ばかりを詰め込んでいても、コミュニケーションがはかれない痛い思いがあったはずです。英語を学ぶことはテストの合格が目標ではありません。人と人がコミュニケーションをはかるためのツールです。英語で話す楽しさを知り、海外への興味、外国人との交流による異文化理解を深めて、英語でのコミュニケーションは完成すると思われます。