留学準備の方法をゼロからわかりやすく解説!スムーズに進めるには?
2021.09.25
英語力を高めたいなら、一度は留学を考える方も多いかと思われます。でも海外留学は費用も時間もかかそうで、なかなか実現は無理そうで、ためらってしまいます。留学の奨学金制度を利用すれば負担が減りそうですが、申請や条件はいろいろとありそうです。
もし自分が留学生になるとして、そのシミュレーションをするだけではお金の必要はありません。留学情報を調べ、どんな海外留学ができるか、留学エージェントを確認しながら、この機会に希望を考えてみませんか。いろいろな発見があるかもしれません。
留学準備の流れ
語学留学にはさまざまな形態があります。まずは自分が何のために留学したいのか、その目的を考えます。
目的を決める
英語を上達させたい、それは留学の第一の目的です。そのうえ何か勉強がしたいものがあるか考えます。何か専門的な知識を得たいなら、留学先も選定されてきます。正規大学留学をはじめ、企業研修ができる留学、カナダとアメリカを行き来しながら2つの国での留学プログラムなど、いろいろと見つかりそうです。
留学の種類を検討する
語学留学には短期のもの、長期のもの、そして正規留学があります。正規留学の出願にはIELTSやTOEIC®、TOEFLのスコアの提出の条件やテストなどが必要になりそうです。学位を取るための留学ですから、ある程度の英語力は義務づけられています。
アメリカやカナダへの大学留学は4年制大学だけではなく、2年制のコミュニティカレッジもあり、期間を短縮しやすく学位を取得できるようです。イギリスの大学は3年制で、国立大学ばかり。学費はアメリカより抑えられそうですが、教授との少人数教育のチュートリアルを導入していますので、受け身だけの日本の教育とは違う学びが期待できそうです。
簡単お手軽な短期の語学留学は、1週間からできます。夏や冬の休暇を利用して、短期留学を何度も続ける社会人の方もいらっしゃいます。自分に合った留学プログラムを探してみましょう。
留学先の国を決める
語学留学の人気TOP3は、オーストラリア、アメリカ、イギリス。昔は留学と言えばアメリカ留学でしたが、今では近場のフィリピンの人気も高まっています。何を学びたいかを考えると、自ずと留学先の希望が見えてきそうです。
正規留学の場合は、大学や教育機関の募集を確認する必要があります。出願書類を集めいつからどこへ留学するか、照準をそこに合わせます。滞在先の文化や気候などを確認して、留学中の生活についての予備知識も身につけます。滞在先の治安を確認するために外務省のウェブサイトを参考にしましょう。
【ご参考】「海外安全情報」(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/riskmap/
留学を申し込む
渡航先、留学期間、渡航日を決め留学コースを、留学エージェントや語学学校を通じて申し込みます。滞在方法も、学校関係の寮や、ホームステイ、シェアハウス、アパートなど、自分にあった環境選びも大切です。ホームステイ先で、ホストファミリーが専門的なことを教えてくれるコースもあり、その家に滞在しながら、ガーデニングやフラワーアレンジメントなど、やりたかった勉強ができた人もいました。調べると、いろいろな留学のアレンジもできそうです。
パスボート、ビザを準備する
パスポートの申請は余裕を持って手配をします。申請用紙や必要書類は外務省のサイトで案内しています。またパスポートをすでに取得している人は期限を確認しましょう。期限内に帰国できるか確認が必要。
ビザ申請は海外旅行の場合ほとんどの国で必要ありませんが、留学の種類によっては学生ビザの申請の必要になってきます。またCOVID19のワクチン証明を必要とする国々が、ほとんどと考えて、ワクチン接種も済ませておきましょう。
【ご参考】「パスポート申請先都道府県ホームページへのリンク」(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_6.html
役所の手続きを済ませる
長期で日本を不在にする場合は、海外転出届けも必要になります。一定期間の住民票を抜きますが、海外からも選挙の投票はできますので、在外選挙人登録も済ませておきましょう。長期の留学の場合はやることが多いので、チェックリストを作成し、渡航時までしっかりと確認することをおすすめします。
留学に必要な持ち物を揃える
次のステップは留学滞在中の持ち物を具体的に絞っていきます。渡航先の気候に合わせた服装、雨具、履き慣れた靴など準備しましょう。できるだけ荷物はコンパクトにすることを努めます。薬などは日本から持ち込んだ方が無難です。
またクレジットカードも必要です。例えばロンドンのバスはキャッシュでは乗れません。オイスターカードの前受金を支払って購入することも考えられますが、日本のクレジットカードでも地下鉄やバスに、カードをタッチするだけで乗ることができます。キャッシュでは両替の手数料もばかになりません。直接決済するクレジットカードの利用をおすすめします。ただしパスポートと同じくらい、クレジットカードは大切なものですので、取り扱いには注意しましょう。
英語学習に励む
英語学習も一朝一夕にはできません。語学留学の学生として行くのだからと言っても、英語学習が必要ないわけはありません。日常英会話をはじめ、使える英語表現をたくさん身につけておきます。日本人は沈黙しやすく、英語を発しないと言われがち。授業でも意見を訊ねられることもあります。英語学習といっしょに、しっかりと自分の意見を持つことに努めましょう。
英語が話せなくても海外留学できる?必要な英会話レベルと対策留学準備をスムーズに進めるポイント
長期でも短期でも海外生活には、想像もつかないハプニングがあります。それを楽しめるか、楽しめないかは、事前に知っているか、知らないかにもかかってきます。
余裕を持って準備する
準備には時間も必要です。航空券の手配も安く済ませる方法もあります。いろいろと調べる時間も必要です。時間をかけて余裕を持って準備します。
留学経験者の体験談を参考にする
留学者たちの体験談はとても参考になります。異文化と向き合う時、知っていることはとても大切なこと。失敗することを恐れてもいけませんが、海外の生活習慣や人々の考え方は、日本とは違うことを明確にしておきます。例えばホームステイ先での対応も、期待し過ぎてはいけません。お客さまとして滞在しているわけではないので、自分のことは自分でやり、進んでお手伝いにも励みましょう。挨拶はもちろん基本。自分の家ではないこと、日本ではないことを、いつも頭に入れておきます。
留学先の国についてよく調べる
今ではウェブサイトで、現地の様子を簡単に調べることができる時代。地図のサイトで、渡航先の場所に降り立つこともできます。オンラインで渡航先の様子も確認してみましょう。
語学留学の準備 持ち物や必要な手続き、成功のロードマップを解説留学準備におすすめのシェーンの英会話レッスン
シェーンでは英会話のレッスンの提供の他に、お子さまから大人の方々まで、たくさんの留学生を送り出しています。
シェーン英会話の特徴
1977年の創業以来、英語を母国語とするネイティブ講師がレッスンを行っているシェーン英会話。英語だけのレッスンができるのも、スキルを身につけた講師たちが、トレーニングを重ね、授業計画に則ったテキストを使いながらレッスンを行っているからです。ネイティブ講師が指導する英会話スクールでは、首都圏で一番の拠点数がありますので、通いやすく続けやすいのが、シェーン英会話です。
渡航前におすすめレッスン
シェーンでは留学や渡航前準備のための、集中して学べる個人レッスンや、時間をかけて恒常的に学べる旅行英会話の個人レッスンをご用意しています。シチュエーション別に使える英語表現を、ネイティブ講師との実際のやりとりで確実なものにしていきましょう。
全てを英語の環境に身を置くことが英語上達の要
シェーンのお子さまたちも、毎週のレッスンに加えて、夏には数週間の海外語学ツアーに出かけて、英語の研さんを深めています。海外での体験、英語圏での異文化理解は、お子さまたちのその後の人生をも何かしら変えているように思えます。海外での体験をきっかけに、今まで気づかなかったことに気づき、肌でその感性を磨いています。
全てを英語の環境に自分を置くことがどんなことなのか、それは英語学習者の究極の学習方法につながります。世界中から集まる英語学習者たちと触れ合いながら、共に学ぶことは、英語でのコミュニケーションの上達以上の価値をも見つけることができることでしょう。さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて、その文化や習慣を目の当たりにし、異文化理解を深めて英語の研さんを積んでいけるのが留学です。全て英語の環境に身を置くことで、知らなかった世界が広がるはずです。
機会と時間を作って、これからの自分の英語のために、ぜひ留学することを検討してみてください。