英語で「驚き」のフレーズいくつ言えますか?リアクションのフレーズ39選!!SNSで英語のコメントができる!!
2021.08.09
2021年に発行されたシェーンの小学校英語Wow!シリーズ。今回は子ども英語のお話ではないのですが、実はこのタイトルの「Wow!」、ネイティブがよく使う驚きのフレーズです。
英語でのコミュニケーションでずっと黙ってニコニコしている、それが日本人の悪い癖。いくつもの短いフレーズのあいづちの言葉を持てば、英語のコミュニケーションはより円滑になります。今回はカジュアル表現が多いので、ビジネスシーンよりはソーシャルメディアのリアクションとして覚えてみてください。
「え!」とシンプルに驚く場合の英語表現
素直にひと言驚く表現を並べてみました。ひと言英語表現はいつでも使える、魔法のフレーズです。
●Oh!
「おお!!」と、世界共通で使えるこの音。日本語の驚きにも使えるから不思議ですね。
●Wow!
「うわ!」と素直に驚ける表現。嬉しい驚きに使えます。「早く終わってよかったね」の意味で
Wow! Good job.
とつなげてもいいですね。
●Ahh
予測できたものに対して使える、感嘆のひと言です。「なるほど」と納得しながら表現してみましょう。
●What?
「何?」と訊く場合と、「ええ~、何で!?」と驚く時に使えます。眉間にしわ寄せて言えば嫌な感じにもなれます。明るく元気にリアクションしましょう。
●Oops!
「おっと!」と転びそうになった時、思わず出るひと言。相手に伝える時はエクスキューズする場合でしょうか。ちなみに、
Whoopsidaisies.
という表現も、映画「ノッティグヒルの恋人」にも出てきましたね。そう思わず言った本人は「そんな、女の子みたいな言葉」って、笑われていましたけれど…
●Gosh!
「おや」、「まあ」と驚く言葉になります。
Oh my gosh!
で「なんてこと」とOh my godと同じ使い方ができそうです。敬虔なキリスト教徒の人の前では、あまり神様を口にしない方が好い場合もあります。こちらの表現の方が問題はなそさうです。
●Noooooooooo!!!
「いやーーーーーーー!!!」と、ゴキブリと遭遇した時に叫んでみましょう。嫌なものへのリアクションは発音も簡単です。
●Oh, my goodness
「あら、まあ」と、この驚きのフレーズも便利。イギリスでは年配の方が、
Oh, dear!
と言っているのを聴いたことがあります。「何てことでしょう!」と驚きとともに残念な意味を伝えるフレーズですが、最近の人は果たして使っているのでしょうか。40代のイギリスの友人男性はつぶやいていましたけど…
●Uh-oh
これは驚きではないのですが、ネイティブが困った時に発する、「まずい」みたいな感じのひと言です。イギリスとアメリカでは微妙に発音が違うようで、何かごまかしていたりする時に使っていました。もちろんフォーマルな会話では使えませんが、リアクションの1つで、聞く機会があると楽しいです。
「うそ!!」「まじ!?」の場合の英語表現
驚く時に確認の意味を込めて、日本語でも「うそ!!」、「ほんと?」、「マジ?」などと言いますね。英語表現にも同じようなフレーズがあります。
●Sure?
語尾を上げれば、「ほんとうに?」と少し柔らかい訊ね方になります。
Are you sure?
「確かなの?」と表現することもできます。また語尾を下げればこのsureは、「いいよ」のOKの意味にも、「どういたしまして」の返事にも、「そうなんですね」のあいづちにも使えて便利です。
●Seriously?
こちらも「ほんとに?」の意味で、驚きや信じられない気持ちを表現する時に使っています。特に返事で使う時はカジュアルになり、「マジ?」って感じでも伝わります。ビジネスシーンでは次の項目でご紹介する、
Really?
がよさそうです。
●Really?
このフレーズもよく聞きますね。カジュアルにもビジネスシーンでも言い方次第で使えそうです。「マジ」って言葉にしたいなら、
For real?
この表現で伝わりそうですが、ビジネスシーンでは、
Are you sure?
と表現するのもアリでしょう。
●No kidding!
こちらは「冗談でしょ!」と「まさか」の気持ちが伝わる英語表現。「子ども」を意味するkidにingが付いて、「冗談を言う」という意味になります。
Are you kidding?
「冗談でしょう?」と、相手の言い分にリアクションする場合、ビジネスシーンでも使えそうです。また映画のセリフにもよく聴こえてきます。
●I can't believe it
「信じられません」とこの表現は言えそうですね。信じられない時に大げさに言えば効果的です。
●I didn't know that
「そんなの、知らなかったよ」と、知らなかったことをアピールする時に表現できそうです。
●No way
言い方と状況で、「イヤ」の意味にもなってしまいますが、「まさか」と驚きを隠せない時にも表現できます。ただしカジュアルなシーンだけで、ビジネスでは使わない方がよさそうです。
「素晴らしい」「素敵」「最高!」と、感動を表現するフレーズ
ソーシャルメディアでのネイティブたちのつぶやきや書き込みも、驚きとともに使える英語表現がたくさん見つかります。
●Stunning!
フェイスブックやインスタグラムなどに美しい写真を上げると、このひと言。「美しい!」の意味違いはありません。
このstunはスタンガンのスタンで、まるで銃で打たれるように感動した、ではなく、元々stunは「気絶」を意味するので、気絶するほど感動したと伝えられますが、カジュアルなフレーズでしょうね。
●Amazing!
このamazeは「びっくりさせる」意味ですから、驚きとともに「素晴らしい」と表現できます。Amazing Graceの歌でも有名なフレーズになりましたが、この歌は元々讃美歌。驚くべき神の御恵と、感謝の気持ちが込められています。
●Awesome!
「素敵!」はwonderfulやniceだけではありません。このawesomeには敬う気持ちも込められています。美しい風景に、素晴らしいおもてなしや心遣いに、「最高」の気持ちを伝えてみましょう。
●Looks so good!
「とても良さそう!」と見たもののコメントをする時に使えそうです。「美味しそう!」の時は、
Looks yummy!
と伝えればOKです。このyummyは、イギリスでよく使われる「美味しい」のフレーズ。このyummyのひと言で伝わりますが、「おいちい~」みたいなフレーズなので、カジュアルなシーンで使うのが無難です。
●Great shot!
公開された写真のコメントにありました。「素晴らしい写真!」とストレートに伝わります。
●Great photos
こちらもソーシャルメディアに上がった写真のコメント。「素敵な写真」は1枚か2枚かで表現を使い分けましょう。
●Fabulous!
「素晴らしい」の意味ですが、驚くベきの意味も込められています。「信じがたい」、「伝説上の」と、そのほめる言葉の背景に格別の感じを込めていますが、つぶやくのは女性が多いようです。
●Gorgeous!
日本語のゴージャスは「豪華な」という意味でディナーなどの形容詞に使われています。でもイギリスの友人は、赤ちゃんを見てgorgeousと言っていました。どうやらこの形容詞は人にも使える表現。何て「美形な」の意味にも使ってください。
●Fantastic!
「すごい!」とほめる言葉の1つですね。元々は「空想的な」の意味を持ち合わせ、ファンタジーとつながりそうです。どちらかと言えばカジュアルなフレーズのようです。
●Marvelous!
日本ではお笑い芸人さんが「うま~べらす!!」と、美味しい料理をほめていますが、これも「素晴らしい」。ビジネスシーンでも使えるフレーズです。
●Splendid!
こちらも「素晴らしい」の意味で使えます。美しい風景を見た時などにしみじみと使えそうです。
●That's smashing!
「それはすごい!」と口語表現で使えるフレーズです。このsmashには「粉砕する」の意味があり、その衝撃の強さを表現しているようです。このフレーズはカジュアルなシーンで使ってみてください。
●I love it!!
ハンバーガーのコマーシャルと同じように、「大好き!!」と使ってみてください。
●Lovely!
これも「素晴らしい!」と表現できます。日本語にすると「かわいい~」の感じがあるかもしれませんが、イギリスでは男性も「よろしい」といった感じで使っています。また、
Lovely to meet you.
「お目にかかれてうれしいです」と、挨拶でも使えそうです。ロンドンで再会した女性の友人からは、
Lovely to see you xxx.
と後でメッセージが届きました。xxxはキスキスキス。男女関係なく、昔からずっと使っているカジュアルな表現です。
●So excited!
「もうワクワク!」と、心躍るようなプランがある時に表現できそうです。やっと来月、ロンドンに行けることになった~とコメントする時に、つけ加えてください。
●This is brilliant
「これは素晴らしい」と何にでも使えるフレーズです。「確かに」を意味するabsolutelyを付けて、
Absolutely brilliant!
とくり返せば、「とにかく素晴らしい!」と、最大の賛辞になりそうです。
●Just the sweetest!
「何て素敵な!」と、アヒルと子犬の動画にコメントされていました。甘いだけではない、sweetの意味。「かわいい」、「素敵」の意味で使えそうです。ただ人に対して使うのは、親密な仲ではない限り避けましょう。
●That's incredible!
「あり得ないぐらい、すごいね!」を言いたい時に使えるフレーズ。1980年代のアメリカのテレビのタイトルにもありました。だからかよくアメリカで聴こえてくるような気がします。
●You are a genius!
「あなたって天才!」と、素直にほめたい時に使いたいフレーズです。夫や恋人が日曜のランチを作ってくれたら、こうほめてあげたいですね。
●Ha ha!
これは日本語表記の(笑)と同じです。顔文字はネイティブスピーカーたちにはわからないようですが、
Looooooool
と記せば「(笑)(笑)(笑)って感じのようです。抱腹絶倒の笑いはoの口のカタチから来たのでしょうか…
●This is superb!
「これは最高!」といただいた料理をほめる時や、「これは美味しい!」とワインなどをほめる時に表現してみましょう。
●I'm inspired by you
「あなたに触発されました」と、感動も伝えたい時の表現です。まるで神様から啓示を受けた感じが伝わりそうです。
●Hip, hip, hurray!
これは書き言葉ではないのですが、日本語の「フレー、フレー」と応援する時に使える表現です。イギリスのドラマで覚えたフレーズです。何と2012年のエリザベス女王のダイヤモンドジュビリーのクローズイングスピーチで、チャールズ皇太子が、
Your Majesty, mummy.
女王陛下、ママと呼びかけてスピーチを行い、最後に、
Hip, hip, hurray!
とみんなで唱和しています。
ソーシャルメディアでは離れていても、瞬時に楽しい写真や様子が上がってきます。パンデミック中は、昔の写真や思い出などが上がってきて、みんなで懐かしく楽しみました。美しい夕焼けの写真には、「Lockdown Sky」と書かれていましたが、どこにも行けない、誰とも自由に会えないけれど、その美しい空の色、自然の美しさに目を見張り、心癒されました。