Toad in the Hole~From the United Kingdom
2021.12.22
英国食生活
ロンドンに住む友人のソーシャルメディアを見ていたら、お料理の写真がありました。少し焦げたグラタンの中にソーセージがたくさん??? コレ、何でしょう…???
Toad in the hole、それは、穴の中のヒキガエルらしいのです。とは言ってもカエルのお料理ではありません。教えてもらった作り方は簡単です。オーブンを温めている間に、ボウルに小麦粉100gほどと塩を混ぜ合わせ、卵をかき混ぜたものといっしょにします。またボウルの中をよく混ぜ合わせたら、牛乳を少しずつ投入しながら、またよくかき混ぜます。ここではホワイトソースの作り方と同じ要領で、小麦粉がダマダマにならないように、慎重に混ぜていきます。次は耐熱皿に入れたソーセージをオーブンで10分ほど加熱します。加熱したソーセージのお皿に、かき混ぜたボウルの中身を入れ、またオーブンで30分ほど焼くだけ。小麦と卵はヨークシャー・プディングになり、ソーセージが浮かんでいるようです。
英国のソーセージは混ぜ物が多いようで、日本のようなパリッとしたウィンナーとは違います。日本ではソーセージと言えば、魚肉ソーセージを思い浮かべてしまいますが、それに近いかもしれません。ウィンナーの皮はついていますが、中身はもっと柔らかいのです。でもこのヨークシャー・プディングとの相性は抜群だと、友人は言っておりました。ヨークシャー・プディングなので、つけるソースはグレイビー。そのままブラックペッパーをかけても美味しそうです。お料理のネーミングは奇抜ですが、今度ロンドンに行ったら、ぜひごちそうになりましょう。