Cabman's Shelter～From the United Kingdom
2021.09.05
英国コラム
ロンドンの街を歩いていると、時折見る緑の小屋。これは何でしょう…???
ロンドンに到着した翌日、午前の早い時間にケンジントン･ガーデンへ散歩に向かう途中、通りで緑の小屋を見つけました。こんなの昔からありました？ ケンジントン・ロード渡って写真に納めます。後で調べると、これはロンドンのタクシードライバーのための休憩室、その名もキャブマン･シェルター。
ロンドンタクシードライバー資格はとても難しく、ロンドンの複雑な道を百戦錬磨で走ることができないと与えられないと聞いたことがあります。ロンドンの通りはテムズ河の蛇行と同じ、真っ直ぐなものはありません。オックスフォード･ストリートが比較的真っ直ぐな他、思い当たりません。日本でも城下町は、本丸への道を閉ざすため、わかりづらく道を作るようです。ロンドンも元々ローマ人たちの支配されていました。その遥か昔の時代に今の道が整備されたのでしょうか。とにかく方向を確認しないと、迷子になります。
そのロンドンの道を的確に案内する、タクシードライバーは流石です。でも街の通りに休憩室があるとは驚きです。そう言えばラッセル･スクエアを通りかかった時、このキャブマン･シェルターのカフェを見かけました。ロンドンでは電話ボックスにカフェを開いているところもあるので、きっといろいろなものを再利用して、楽しんでいるのですね。ロンドンで見かけた風景は、いつも心に刻んで、また訪れる日を楽しみに待ちます。
