英語学童とは? 子どもに通わせるメリット・デメリットと選ぶポイント
2021.02.25
最近よく聞く英語学童という言葉。学童は元々働く親たちの小学生児童(学童)のための放課後教室でした。その歴史は意外と古く、明治の頃にはその原型ができていたというので驚きです。今では独自のカリキュラムで、子どもたちに学びと遊びの場を提供している学童が人気です。今回は英語学童のいろいろをご紹介しましょう。
英語学童に関する基礎知識
英語学習を学童ですることは想像できます。では今どんな英語学童があるのでしょうか。東京中心に数多くの英語学童を展開しているところもあるようです。
英語学童とは?
保護者が働いているために、放課後教育や遊びの場を与えてくれる学童保育。最近では英語だけの環境を与えてくれる新しいスタイルのもので、民間学童であることが多いようです。全てが英語環境のなか自然と英語を学習することができる英語学童。小学校入学前のプリスクールスタイルの英語学童もあるようです。All Englishの環境は、英語を身につけるには最適でおすすめです。ネイティブから学ぶことで、異文化理解もでき、丸ごと英語の世界に飛び込めます。知的好奇心が高い年中さんの頃から、1日英語漬けの生活で、英語のコミュニケーション能力を育みます。
英語学童の内容
それぞれの英語学童によってその内容は異なりますが、英語でいろいろな授業を行うことは同じようです。絵を描く時間、スポーツをする時間、理科やプログラミングの勉強も英語でできるようです。オリジナル教材を制作しているところもあり、お友達と楽しみながら英語環境の中、学ぶことが可能です。英語がネイティブスピーカーの先生と、英語と日本のバイリンガルの先生で授業を行っているところもあるようです。通学しやすいように車でのお迎えがあるところも、英語学童のメリットですね。
公立小学校の英語教育の現状と学習のサポートで親が意識したいこと子どもを英語学童に通わせるメリット・デメリット
では英語学童にお子さまを通わせるとしたら、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリット
入室から退室まで全て英語の世界にいることで、お子さまの英語のスキルを身につけることはもちろん、異文化理解をしながら英語の世界に興味を持つことができます。お子さまの英語のコミュニケーションの土台を築き、自然に英語に触れて学べます。受験英語の文法ばかりで、英語嫌いになった自分たちとはまた違った体験ができそうです。またお仕事が忙しいパパとママのために、毎日のようにお子さまを預かってくれる場所でもあります。最長6時間見てもらえるなら、安心して英語学童に通わせられそうです。
デメリット
お子さまがその英語の世界に入ろうとしている時に、楽しいか楽しくないかが続けられる鍵のようです。もしその英語の世界が楽しいものならば、英語は身についてきます。もし嫌なことがあって楽しくないようでしたら無理強いは禁物です。楽しいものでなければお子さまは英語をストレスに感じてしまいます。その様子を極めて英語学童を選んであげてください。またその時間や日数によりますが、その費用はかなりのもの。月に最低で5万円以上は覚悟しなければなりません。インターナショナルより費用はかかりませんが、ご家庭の収入を考えて選ぶ必要はありそうです。
子どもに合う英語学童を選ぶポイント
ではお子さまにはどんな英語学童が合っているのか、考えていきましょう。お子さまの英語力は未知数ですが、興味のあるプログラムがあればきっと継続してくれます。
英語力
母国語として英語を獲得していないのですから、お子さまの英語力を問わない英語学童を選ぶようにしましょう。アルファベット順に全部言う、数を100まで数える、そんな丸暗記の英語力を培うのではなく、先生との自然なコミュニケーションができる英語学童が理想的です。
プログラム
レッスンには英語だけではなく、教養のプログラムを取り入れている英語学童がたくさんあります。ダンスやお絵かきなどに加え日本の文化を英語で学ぶことや、今人気のプログラミングのレッスンを導入しているところもあります。お子さまの興味を育むプログラムのある英語学童を選んでみましょう。
先生との相性
英語学童の無理用体験や見学に出かけた際に、そこの先生との相性も見極めてあげましょう。たくさんの生徒さんと相対する先生が、みんなに目配りできているのか、お子さまと上手にコミュニケーションできているかなどを確認します。お子さまが楽しそうなら問題はなさそうです。
料金
毎日預ける英語学童、週に数回選んで通える英語学童と、そのスタイルはいろいろありそうです。費用は普通の習い事とは高くなりますので、継続できるか経済的な負担を考慮して選びます。送迎が有料だったり、おやつやイベント代が別途料金だったり、オプション費用も必ず確認して英語学童を選びましょう。
アクセスの良さ
ご自宅や学校から近いところか、送り迎えをしてくれるところが続けやすいと思われます。ただ送迎範囲やその送迎費も無料ではないところもありますので、確認は必ず必要です。
小学校の英語教育に期待できる効果は?親がサポートできることを解説英語を好きになるベースを作る
英語学童に通いたいと思ったお子さまには、ご家庭でも英語の興味を育む環境を作ってあげましょう。英語の楽しさにより多く触れることが、英語習得では大切なことです。英語の動画を観る機会を作る、英単語のカードでいっしょにゲームするなど、英語を遊びに取り入れるいろいろな工夫も必要です。英語がコミュニケーションとして大切なことをわからせ、英語が好きになる環境をぜひ作ってあげてください。
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英語が楽しい、英語が好きになれるベースをお子さまのために作ってあげましょう。