英語学習に遊びを取り入れて楽しく学ぼう! おすすめゲーム8選
2021.03.01
シェーンでもお子さまの英語のレッスンには、ゲームが取り入れられています。英語教授のひとつに、楽しく遊びながら身につけるというものがあります。ゲームには、一瞬にしてお子さまを英語の世界に引き込む力があります。ゲームは英語学習には欠かせないアイテムのひとつ。遊びながらも、英語を使い、お子さまの記憶の定着にも有用な手段です。ここではご家庭でできるゲームを8つご紹介します。
英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【しりとり】
英単語をたくさん知っていると有利なゲームです。小さいお子さまはまだ無理そうですが、ゲームの楽しさがわかるようでしたら、英語の世界が好きになるはずです。
英語のしりとりは、日本語と同じやり方です。英単語の最後の文字から次の人が、単語を言っていきます。例えばgameと言えば、English、hide、eightと続きます。日本語と違い「ん」で終わりにはなりません。「何もない」を意味するnoneと言っても、eから始まるEnglishやeightなどの言葉が探せます。ただしxが最後に来たら、xから始まる英単語はないので、そこで負けになります。
どこででもいつでもできるゲームですが、英単語をたくさん知っている小学校高学年にはかないそうにありません。小学校低学年のお子さま、未就学児のお子さまでも、絵と単語を書いたカードを作りながら、ゲームに参加できるようにしてあげれば楽しめます。英語の文字を書くことで、英語学習のモチベーションを高めてあげることもできそうです。パパとママに負けないくらい英語力を目指しましょう。
英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【早口言葉】
英語にも日本語と同じように、早口言葉があります。数人で3回ずつ言って競うゲームもできます。またひとりでも英語の発音に鳴れ、発話の練習にもなりますので、楽しく続けてみましょう。子ども向けの面白そうで楽しいセンテンスのものを用意してあげましょう。ここではイギリスで伝承されてきたマザークーズから、3つご紹介します。
She sells sea-shells on the sea shore.
彼女は海岸で貝殻を売っています。
Peter Piper picked a peck of pickled pepper.
ピーターパイパーは、ピクルスにしたコショウのペックを選びました。
Betty Botter bought some butter.
ベティ・ボターはバターを買いました。
最初はsのくり返し、次はpのくり返し、最後はbのくり返しです。それぞれの発音を上手に使い分けることが大切です。早口言葉、英語ではtongue twisterと言います。舌をツイストしながら発音するということで、ネイティブの英語の音を最初に聞きながら、その早口言葉の持つリズムも含めて、英語の発音をしっかりと聴き取れるようにしましょう。
英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【なぞなぞ】
英語にもなぞなぞはあります。ただし、英語で質問して、英語で答えるのですから、その難易度は高そうです。イラストなどをヒントに使ってもいいでしょう。また英語のなぞなぞのアプリも活用していきます。ひとつ例題をご紹介します。
This animal hops and skips, has long ears, red eyes, and a short, round tail. What is it?
その動物はホップしてスキップします。長い耳を持ち、赤い目、短いシッポがあります。これは何?
お子さまの興味を引くように、その特徴のひとつずつ、身ぶり手まねの動作を入れていくと楽しめます。このような問題はいろいろとできそうです。
Do you know a pen with no body and no nose?
身体と鼻のないペンをあなたは知っていますか?
答えは、no body and no nose と似た発音のNobody knows. そんなこと誰も知らないよ、というわけです。大人でも答えられませんね。
でも日本と同じひっかけも英語でもあるそうです。これから私のマネをして言ってと指示。Yellowって10回言ってみてと言われ、言った後に、What is the colour of bananas ? と訊かれ、Yellowと答えたらNGです。同じようにWhat is the colour of bananas ?と言えば正解です。
英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【サイコロゲーム】
シェーンのレッスンでもサイコロの目に合わせてゲームを行っています。ここではご自宅でもできるゲームをご紹介しましょう。
パパとママと一緒にゲーム
サイコロ振って出た目の数字の英単語を、家の中から探しましょう。例えば3が出たら3つを英語で探します。これをくり返し、同じ英単語が出たら負けです。室内にあるものをいくつ英語にできるか、勝負しましょう。居間でゲームするならtable, chair, sofaなどの大きなものは出そうですね。テーブルの上のmobile phone、飼っている犬や猫、テレビに映ったものなど、いろいろと探しながらみんなで楽しめます。
シェーンのレッスンでもサイコロの目だけ進めるゲームを、クラスメートたちと競って楽しみます。サイコロの目の数字をホップ(片足でとぶ)、スキップする、ジャンプするなどして、講師が英語を取り入れながらレッスンを進めていきます。
英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【カードゲーム】
記憶力が頼りのカードゲーム、キムス―ゲーム。これはお友だちとだけでも楽しめます。3人以上で行うゲームです。
お友だちと一緒にキムスゲーム
最初に問題を出す人を決めます。問題を出す人は、英語でものの名まえが書かれたカードを6枚程度選んで、他の人たちに見えないところでランダムに並べます。並べたカードに布をかけて、答える人たちの前に出します。制限時間を例えば1分と決めたら、その時間はカードから布を取って見せます。1分で何のカードがあったか、回答者は答えなければなりません。1番覚えていた人がゲームの勝者です。もちろんカードは英語で書かれていますので、英語で答えます。
英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【クイックファイヤークイズ】
瞬発力と思考力を鍛えるクイックファイヤーズクイズ。英語の質問に次々と答えられるかが鍵です。
パパとママと一緒にクイックファイヤーズクイズ
パパかママどちらかが、数枚の英語でものの名まえが書かれたカード家の中に隠していきます。お子さまにカードのありかを探させます。カード見つけたら、そのカードの下に描かれているものについて質問します。 例えばこのカードはappleの場合の質問です。What is it?と訊いて、単語だけのappleと答えたら、It is apple.とフレーズを整えながら、次にWhat colour is it? と質問を続けましょう。矢継ぎ早に、Do you like apples?など質問して、お子さまがとっさに答えられるようにします。パパとママの英語力も試されますので、準備はしっかりとしましょう。
英語の習い事に通うメリット・デメリットと英会話教室を選ぶポイント英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【スナップゲーム】
イギリスで行われている絵合わせのカードゲーム。6人ほどでも楽しめますので、お友だちと一緒にできるゲームです。
お友だちと一緒にスナップゲーム
カードの絵が見えないように人数分配ります。順番を決めて1番目の人が持っているカードの絵の名を言って、絵が見えるように真ん中に置きます。次の人も同じようにカードの名を言い、カードを置きます。同じ絵が2回続けて出されると、「Snap」と言い中央のカードをタッチします。1番早くタッチした人がカードを全てもらえます。最後に全てのカードを手に入れた人がゲームの勝者です。
英語のレッスンに取り入れるゲームの効用
シェーンのレッスン中のゲームについては、保護者の方から「ゲームで遊んでばかりで大丈夫?」とのお問い合わせもいただいたことがあります。確かに遊びのように見えるかもしれません。しかしゲームを通して英語を習得すると、次のような学習効果があると言われています。
短期間で英単語を身につけることができる
ゲームはレッスンの緊張を解し、講師も生徒も楽しめます。その楽しい雰囲気の中で無意識のうちに集中し、いつの間にかその英単語を覚えてしまいます。またゲームで講師とのコミュニケーションを通して、状況に合わせたネイティブの使う英語表現を理解しています。
ゲームによる学習内容が記憶に定着
ゲームを通して学んだ知識は、長く記憶に残ると言われています。それは楽しい記憶とともに、講師と交わしたフレーズや言葉を刻み込んでいるからです。ひとりで黙々と学習していても楽しくありません。受け身だけのレッスンでは身につかないことが多いものです。講師とクラスメートと楽しんで、英語を身につけていくことをおすすめします。
人格の形成にも一役
ゲームにはみんなでルールを守って行うことで、チームワークを学びます。共通の楽しさを分かち合い、義務感、道徳感、協調性をも育んでいます。
ただし、ゲームの楽しさだけでは単に英語を身につけることはできません。ゲームを通して何を学ばせるか、英語指導のスキルを持った講師のレッスンで初めて、英語学習の効果が現われます。またゲームだけではなく、身体全身を使って英語を学ぶことはとても有用です。例えば英語の歌にこんな歌詞があります。
♪Head Shoulders Knees & Toes♪
頭、肩、膝、つま先。身体の部位を英語の歌で覚えてしまいます。英語の歌と一緒に身体を使って基本的な英単語を身につけます。五感をフルに使って楽しみながら、その英語の言葉を少しずつ積み上げてください。ご自宅で楽しく英語の世界に触れて、お子さまの英語の興味がおありでしたら、ぜひ無料体験レッスンをお試しください。