Red Nose Day~From the United Kingdom
2021.02.25
英国コラム
映画「ラブ・アクチュアリー」の監督、「ノッテイングヒルの恋人」、「ブリジット・ジョーンズの日記」などの脚本を手がけたリチャード・カーティスとコメディアンのレニー・ヘンリーらが1985年から活動しているのが、レッド・ノーズ・デイ。
今では英国で最大のチャリティ・イベントになっています。
赤い鼻をつけて、変顔をした有名人たちの写真が、特にネット上をにぎわせたのは2017年のこと。2003年の映画「ラブ・アクチュアリー」の続きの短編、「Red Nose Day Actually」がBBCで放送されたのです。それぞれのキャストが14年の歳を経て登場。
英国の首相に返り咲いたヒュー・グラントは14年前と同じようにダンスするものの、階段から落ちてしまいます。痛い思いをしながら、記者会見に臨み、ほとんどの人々には毎日、どんなところにも、困っている人を助けたいという気持ちにあふれているとスピーチ。レッド・ノーズを購入すれば、世界の困っている人たちを助けることができるイベントを定着させました。
短編では、懐かしいキャストたちの14年後の姿が涙モノです。でもここでは、アノ人をご紹介しましょう。それは店員を演じるローワン・アトキンソン。少年がレッド・ノーズを買いにスイート・ショップに来ると、ローワン・アトキンソンがまた大きな箱を出して、マイペースに仰々しくラッピングした挙句に、大きな袋にキャンディーを入れる姿は相変わらずでした。
次回のレッド・ノーズ・デイの英国開催は、奇数年開催なので2021年3月。もうすぐやって来ますが、今年はどうなるのでしょうか…