Fun, Interesting and Educational ゲームの学習効果

2020.07.01

子ども英語

今日もクラスルームからは子どもたちの元気な声が聞こえてきます。
「いつも楽しそうだけど、ゲームばっかりしているようで、勉強になっているのかな?」と心配顔の保護者の方。ご安心ください、ゲームは英語を身につけるための楽しく有効な手段です。
しかし、だからと言ってやみくもに取り入れればよいというものではありません。はっきりとした学習目的を持ってゲームを行うことが大切です。

楽しい雰囲気の中で自発的に学習できる

  • Fun, Interesting and Educational ゲームの学習効果

 

机に向かい、先生の説明を聞いて、与えられた課題を無言でこなす。そんな受験勉強のための英語学習に比べ、楽しくワイワイ笑い声をたてながらゲームに取り組むレッスンは、一見、遊んでいるだけのように見えるかもしれません。
しかし、英語学習におけるゲームは、子どもたちのやる気を引き出し、能動的に学習に取り組むことができる効果的な方法です。もちろん、文法や単語を覚えることはゲームを使わなくてもできますが、ともすれば無味乾燥になりがちです。
ゲームは子どもたちの緊張をほぐし、楽しい雰囲気の中で、いつのまにか新しい単語や言葉の使い方を学ぶ手助けをしてくれます。

ゲームに集中することで学習に集中できる

  • Fun, Interesting and Educational ゲームの学習効果

 

子どもたちは「遊び」が大好きです。戸外での缶蹴りやかくれんぼ、室内でのトランプやボードゲームなど、夢中になって時間を忘れて遊んだ記憶は誰にでもあるのではないでしょうか。
ゲームに勝つためには、外国人講師の英語の指示や質問をきちんと聴きとり、理解しなければなりません。勝ちたいたいという気持ちが、自発的に学習に取り組むモチベーションになります。集中力が高まれば学習効果も高まります。上手にゲームを取り入れることで、「学習」していると意識することなく、学習目標を習得することができるのです。

ある日のシェーンの子どもレッスンをご紹介しましょう。この日の学習の目的は複数形。
先生は動物の絵カードを使ったゲームを行っています。まずは先生が絵カードの動物を紹介します。動物たちはみな2匹以上で登場しています。【pandas】【tigers】【elephants】【hippos】…。そう、1匹じゃないときには最後に【s】がつく、子どもたちの気づきを促します。
一通り動物の名前を覚えたら、次はグループにわかれて競争ゲームです。
What are they? と先生に質問します。先生は絵カードを見せながら They are hippos.(カバたちです)。先生の答えをしっかり聴き取ったら、ホワイトボードにその動物の絵を描き They are hippos. と大きな声でくり返します。でも、2匹だから最後の【s】まできちんと発音しないとポイントがゲットできません。
チームで対戦する中で、子どもたちは知らず知らずに複数形について学んでいくのです。学習項目とリンクされているゲームを選ぶことが重要です。

社会性が育まれる

ゲームを通して子どもたちはたくさんのことを学びます。どんなゲームにもルールがあり、ルールの中で頑張って勝とうとするところにゲームの面白さがあります。英語の力だけでなく、共通の目的に向かってお友だちと協力することや、対戦相手を尊重し我慢することも学ぶでしょう。

Fun(楽しい)Interesting (面白い)そしてEducational(教育的でためになる)

シェーンではつねにお子様たちの英語指導の研鑽を積んでいます。学習内容とゲームに一貫性が保てるように工夫し、学習効果の高いレッスンを提供しています。楽しいこと、面白いことの積み重ねが、子どもたちの英語の素地を作っていきます。