Really? I didn’t know that. 日常会話はむずかしい

2020.03.17

英会話フレーズ

ナチュラルスピードで話すEnglish Speakersの会話の輪に入るのは、たやすいことではありません。
数人でわいわい話をしている時に、自分だけポツンと取り残されてしまう。仕方がないから、曖昧にニコニコしているだけ、そんな経験がある人は多いのではないでしょうか

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聴き取りが難しい

「ネイティブの英語は早くてついていけない」という声をよく聞きます。しかし、ネイティブスピーカーが皆、早口言葉のようなスピードで話しているわけではありません。
私たちの耳に早く聞こえてしまう理由の一つは、彼らが単語を一つ一つ区切らず、音をつなげて発音しているからです。wake upは「ウエイク アップ」ではなく「ウェイカプ」のように発音されます。
文字で読めばわかるのに、音だと単語がつながって違う言葉に聞こえてしまう、こうした音声変化のルールを知ることはlisting力をつけるために欠かせません。

最近では、「アナと雪の女王」の主題歌、Let it go は「レット イット ゴー」ではなく「レリゴー」と広まりました。英語発音をカタカナで正確に表記するのは不可能ですが、英語の雰囲気は伝わります。音声変化のルールについては別の機会に詳しくご紹介しましょう。

 

トピックがわからない

いわゆる雑談と称される日常会話のトピックは多岐に渡ります。議題の決まっている会議等と違い、事前に内容について準備をしておくことができません。
また、一つのトピックから次のトピックに次々と移っていきます。何についての話しているのかわからない、そんな時は会話の中に何度も登場するキーワードからトピックを推察してみましょう。日本語でも、100%全ての単語を聴き取っているわけではなく、大事な単語をつなぎ合わせて全体の意味をつかんでいるものです。

例えば、pension(年金)が会話の中に出てきたとします。pensionだけでは「ん?洋風民宿がどうした?」と早合点する危険性があります。しかし、public(公の)system(システム)old-age pension(老齢年金)等の単語を合わせて聴き取れれば「年金」の話だと察することができるかもしれません。
自分の推測に自信がなければPension?と質問してみましょう。質問はコミュニケーションの第一歩、話の腰を折ったら悪いなどと遠慮するより、積極的に会話に参加する姿勢が大切です。

 

文章を考えているうちにタイミングを逃してしまう

会話は言葉のキャッチボール、リズムが大切です。頭の中で日本語から英語に翻訳して文章を作っていては、ほかの人の発言を聞き逃してしまうし、話すタイミングを逃してしまいます。まずは、気持ちをこめた短いフレーズ(相槌)を使って、会話に参加してみましょう。自分の意見を伝えるための第一歩です。

Great!「すごい」
Really?「本当に?」
I didn't know that.「そうなんだ、知らなかった」
No way!「ありえない」
You're joking!「嘘でしょ」
Oh dear.「驚き」「残念」「かわいそうに」

English speakersの容赦ないナチュラルな英語会話についていくのは、簡単なことではありません。何度もトライすることで少しずつ理解力(推察力)がついていきます。会話力は会話をすることでしか伸ばせません。
“Practice makes perfect!”