準中級レベルの学習内容
2020.03.01
シェーン英会話では一般英会話のコースに6つのレベルを設定して、生徒さんの英語力の向上を図っています。
基礎、初級、準中級、中級、準上級、上級のレベルのうち、ほぼ中ほどにあたる「準中級」の学習内容をご紹介します。
このレベルでは、「日常生活の中でよく出会う場面で、やりとりを続けられる」英会話力を養います。
使用するテキストは、シェーン英会話のオリジナル教材。
通常週1回のレッスンで、1ユニットずつ進みます。ユニットの例をピックアップしてみましょう。
サンプルユニットのタイトルは‘ I'm sorry, but my TV doesn't work.’(すみませんが、テレビが映りません。)
このレッスンでは、「苦情や不満を丁寧に訴える」表現を学びます。
ページの初めには、「困った出来事」の写真が並んでいます。「壊れたシャワー」や「汚れの残っているワイングラス」「目覚まし時計を見て驚く人」など。
さあ、こんな時、英語でどう伝えれば良いのでしょうか。
ヒントになるのが、‘The shower is broken. This glass is dirty. My alarm didn't go off.’どの吹き出し。写真と吹き出しをマッチングさせながら、苦情や不都合を表す表現を学んでいきます。
自分にも同じような「困った経験」があれば、簡単な文を考えて話してみます。体験と照らし合わせることで、学習内容がより身近になり現実味を帯びてきました。
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苦情を申し立てている人の会話を2種類リスニングします。何の苦情なのか、ポイントとなる単語は聴き取れたでしょうか?「困った出来事」のどの写真に関連する会話か考えます。
もう一度、今度はもう少し細部に注意して聴いてみます。スクリプトが部分的に示してあるので、抜けている単語やフレーズを聴き取って完成させましょう。
いきなり全部のディクテーションはできないけれど、この程度ならばチャレンジできますね。
ここでも、「苦情を訴えた経験」があれば、何についての苦情だったかを簡単に話します。
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次のページには、苦情を丁寧に訴える表現、謝る表現、対応策を伝える表現を、わかりやすくまとめたチャートが示してあります。「こういう表現を使うんだ」「こういうポイントがあるんだ」など、英語圏の人たちのコミュニケーションの基本がすっと理解できます。
このページには、困った顔で電話している素敵な女性の写真が背景に使ってあります。「困った時の表現を思い出そう」という時に、この印象的な写真も記憶を引き出す手掛かりの一つになりますよ。
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チャートを参考に、与えられた語彙を組み合わせて、苦情と謝罪の会話をいくつか完成させて書きます。書くことで学習内容を整理して、記憶に残すことができます。
CDで正解をチェック。 リスニングの練習にもなります。
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「自然な発音」のセクションです。謝罪表現のストレスやイントネーションに焦点を当てて練習します。
このセクションでは、ネイティブが自然に話す時に生じる英語独特の音の変化や、日本語と異なるストレスなどを「体感」するので、英語らしい発音に近づけるとともに、リスニングの際に単語が聴き取りやすくなります。
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ユニットの締めくくり、 ‘Time to talk’のセクションです。
学習した内容を活用して、実際の会話をします。ここでは、レストラン、デパート、ホテルの場面を設定。苦情を言う側と謝る側になって、それぞれ与えられている条件シートを基に会話のやりとりをします。
このユニットではロールプレイを設定していますが、各ユニットでは、レベルに応じてさまざまな「程よい」設定を選んでいます。
楽しみながら、「話せる!」という自信をもっていただくことが大事。学んだ表現を自分のことばとして使いこなして身につけます。
上のユニットは一例で、それぞれのユニットにおける学習項目へのアプローチ方法は異なります。
共通しているのは、学習効果をあげるために細部にもこだわっている点。セクション内も会話をしながら進める形になっており、話す機会を最大限に確保しているレッスンです。
とりわけネイティブ講師のレッスンでは、すべてが実際のコミュニケーションです。