Preparing the Audience ビジネス英語、いざプレゼン!
2020.02.10
来週にはAsia Pacific Task Force(アジアパシフィック戦略チーム)の第二回ミーティングが開催される。多国籍なメンバーが集うミーティング、共通語はもちろん英語。私も日本チームとしてプレゼンの時間をもらった。日本語のプレゼンには慣れているけど、英語でのプレゼンは初めての経験。資料を準備していると緊張が高まってくる。最初の一言はどうしよう。
今回のテーマはグローバルなビジネスパーソンには避けて通りない、Presentation(プレゼン)です。
プレゼンの究極の目的はaudience(聞き手)を納得させ、何らかのアクションを起こさせること。情報を共有することからプレゼンされた提案を採用することまで、audienceのアクションのレベルは様々ですが、やるからには効果的なプレゼンを目指したいですね。
慣れない英語のプレゼンには準備が重要です。まずはよく使われる言い回しを覚えていきましょう。
一般に、英語でのプレゼンはIntroduction(序論)、Body(本論)、Conclusion(結論)の3つのパートで構成されます。
まず、Introductionで何についてのプレゼンなのか明確に示し、聞き手に的確な目的地とそれをたどる道筋を示しましょう。これから行うプレゼンの内容についてどのくらい基礎知識を持っているのか、audienceのバックグラウンドに合わせたMAP(地図)を用意することが大切です。
“Preparing the Audience”(本題のメッセージが届くように、聞き手を準備すること)がIntroductionの最大の目的です。
Introductionでよく使われる英語フレーズをいくつかご紹介しましょう。
☆挨拶と自己紹介例
Good morning/afternoon.(挨拶)
First of all, thank you for coming here today.(謝辞)
My name is Kenji Takeyama.(自己紹介)
I am in the engineering department.
社内のプレゼンは簡潔に自分の名前と所属だけでも良いでしょう。もちろん聞き手によってはもう少し詳しい自己紹介が必要です。
I am working for [company name].【for+会社名】
I work as a sales engineer.【as+職種】
I am in charge of developing new systems.
☆プレゼンのテーマ・目的を提示する
Today, I'm going to talk about ~
The subject of my presentation is ~
Today, I'd like to update you on ~
最後のフレーズは現状報告・共有等でよく使われる表現です。
☆プレゼンの構成を示す
トピックの順番を明らかにすることで聞き手がスムーズに話の流れを把握する下地を作ります。
I've divided my presentation into three parts.
I'll start with …, and then move on to…. Finally, I'm going to talk about…
☆プレゼンのおおよその長さを伝える
My presentation will take about 〇〇minutes.
☆質問受付のタイミングを示す
(質疑応答はプレゼンの最後に行う場合)
If you don't mind, we'll leave questions to the end.
(プレゼン中でも質問を受け付ける場合)
Please feel free to interrupt if you have any questions.
Presentationは聞き手を旅に連れて行くようなもの。Introductionでaudienceにしっかりとした地図を渡して、本論に進みましょう。
Presentation パート2ではBodyとConclusionで使える英語表現をご紹介します。