Sandwich～From the United Kingdom
2019.08.01
英国食生活
ランチやピクニックでは欠かせない一品ですね。
手軽にどこででも食べられるのがサンドイッチ。英国のsandwich伯爵がカードゲームに興じながら食べられる、このスタイルを生み出したということから名づけられたと言われていますが、ほんとうのところはわかりません。
でも発祥は英国で、18世紀の後半にはサンドイッチという名まえが浸透していたそう。
アフタヌーンティーでも胡瓜やハムを挟んだサンドイッチが定番です。今ではオープンサンドや、クロックムッシュ・クロックマダムなどのホットサンド、サバサンドさまざまな種類のサンドイッチが楽しめます。
でも薄くスライスし、耳を落としたパンに胡瓜だけはさんだシンプルなもの。それが一番英国らしいサンドイッチかもしれません。
日本の皇族の方々もピクニックでは、サンドイッチをお召し上がりになるそうですが、その包みを開けると真っ白いパンが見えるだけ。切れ目がわからないように横にして箱に詰め込むそうで、初めて給仕をする職員はほんとに切れているのか、心配になったという逸話が、宮内庁大善課にいらした渡辺誠さん著書の「昭和天皇のお食事」で紹介されていました。
