Beer~From the United Kingdom
2019.08.01
英国食生活
日本ではとりあえずビール。でもイギリスではずっとビールでした。
18世紀から19世紀にかけて統治した英国王ジョージ4世は「ビールとビーフがわが国民を作り上げた」と言い、その体躯は大きく、この時代はウエストの太さを競うほどだったと言われています。
これより以前からビールは英国民の飲み物として普及していました。英国のパブではビールの種類を言わないと注文できません。ラガーかエールか、スタウトのギネスも人気。
また注文の単位はパイント(約0.56リットル)です。No nick(欠けなし)のパイントグラスも独特なカタチをしています。パブでのビールを愉しむためにもラウンド制(1人ずつ全員1杯分を払って、全員一巡するまで呑む)もマスターしたいですね。
さて国王のジョージ4世は嫡子のシャーロット王女が先に他界し、弟のウィリアム4世が王位を継ぐものの、また子女に恵まれず、その座は姪のヴィクトリアに引き継がれ、やがてロイヤルファミリーとしての人気を確立していくことになります。
ちなみに、日本ではビールをギンギンに冷やしがちですが、スタウトのギネスは常温が美味しい~♪です。