Jacket~From the United Kingdom
2020.02.01
異文化理解
実は「背広」は英語だった!!らしい…お話
服飾史をひもとけば英国を起源とするものがたくさんありそうです。中世の英国でその原型のジャックが生まれ、今日のスタイルになったのは19世紀のラウンジジャケットとのこと。
日本に入ってくるのはもちろん明治以降ですが、「背広」という言葉、実はロンドンのある地名から広まったという説もあります。
ロンドンのサヴィル・ロウは中心部にある通りの名まえで古くから紳士服のビスポークテーラーが立ち並ぶ場所として有名でした。Be spokenから作られた言葉、ビスポークはお客さまのご要望に沿って「誂える」の意味になり、その店が立ち並ぶ場所のサヴィル・ロウの スーツが転訛して「背広」となったとのお話です。