Interior Decoration~From the United Kingdom
2020.02.01
異文化理解
Interior Decoration
ウィリアム・モリスのお仕事をご紹介しましょう。
元々は「内面」を意味するインテリア。室内装飾を意味する日本語になっていますが、正式にはインテリアデコレーション。18世紀の精力的な一人のイギリス人をご紹介しましょう。
自分の住む家のために壁紙やカーテンの柄を考え、ステンドグラスや家具までの意匠を手がけて作り出しました。そのテキスタイルは現代でも人気の柄として残っています。
この人がウィリアム・モリス。彼は画家を目指して一念発起しますが、残した油彩はただ一作。それでも新婚家庭の室内を彩る装飾を手がけ、商会を設立、ステンドグラスや家具の制作を始めます。
また、ひな菊、バラ、百合、るりはこべ、あやめなどの花々をパターン化した壁紙の数々も残しました。今でも色褪せることなく、1883年Strawberry Thief(いちご泥棒)、1887年Willow Bough(柳の枝)をはじめ数々の美しいデザインを見せてくれています
※写真はウォルサムストウのモリスが少年時代に住んでいた家、今はギャラリーになっています。