Fantasy & Mystery~From the United Kingdom
2020.03.01
英国コラム
英国はFantasy & Mysteryの宝庫。
その中からある劇場に出現する男性のお話…
英国はファンタジー & ミステリーの宝庫。ナルニア国やマザーグースのお話、ピーターパン、アリス、ピーターラビットなどなど、お話も主人公たちも数えきれないほどたくさんです。ハリーポッターも大人気。そして ミステリーには女王アガサ・クリスティ、重鎮コナン・ドイルと大作家が揃います。
なぜこんなにファンタジー & ミステリーが満ちあふれているのでしょう。伝説や伝承されたお話、童謡を生み出すには何か理由があるのかもしれません。また、英国内に数多く散りばめられている幽霊のお話にも、その要因があるようです。
ここで昼間しか見えない幽霊のお話をご紹介しましょう。
彼はロンドンのドルリー・レーン劇場に現れ、The Man in Grayと呼ばれている幽霊です。背の高いハンサムな男性で、決まって3階の後方の席に現れ、それもなぜか、昼だけだそう。18世紀の出で立ちで、長い灰色のコートを着ているとは、また謎めいています。
17世紀にはすでにこの劇場はあったそうなので、どんなミステリーが秘められているのか…誰も知りません。しかし彼が現れた演目は大当たりするので、現れてほしい幽霊として彼の出現は、劇場関係者たちには熱望されているようです。
※前回出かけたドルリー・レーン劇場は工事の真っ最中でしたが、ロイヤルのマークは目立っていました。