Antique~From the United Kingdom
2019.06.01
異文化理解
アンティーク
英国の人たちは古き佳きものを大切にしています。
英国では百年経たないとアンティークとは呼ばないそう。家具、食器、アクセサリーたちにはVictorian, Edwardianと女王や国王の時代の名を冠されています。
ヴィクトリア女王は1837年から64年間の長きを治め一時代の文化を作り上げました。特に飾り気はないけれど機能的な家具は、生活にゆとりの出てきた中産階級の人々によって使われ、今日でもその多くが残っています。
アンティーク家具は無理でも、シルバーウエアのティースプーンやバターナイフなどは数千円で手に入れることはできそうです。遠い昔の人々たちが施した美しい細工を手に取って歴史を感じるのも愉しいかもしれません。
ちなみに英国では、BBCのAntiques Roadshowの番組が根強い人気。日本の鑑定番組の15年以上も前にスタートしています。
※写真は1898年のシルバーのペンダント。