Pelican Crossing~From the United Kingdom
2020.01.08
異文化理解
英国には通りに動物がいます。それがPelican Crossing。
英国には実は、通りに動物たちがいるのです。それはペリカンとシマウマ。
歩行者たちのための交通システムの一助となってくれている動物たちです。
信号機のある横断歩道は、ペリカンクロッシングと呼ばれ、元々はpedestrian light controlled crossingが転訛してペリカンになりました。洒落でつけたのかはわかりませんが、とても粋なネーミングです。
でも歩行者たちはこのボタンを押すことなく、車が来ないことを確かめて渡ることが多いようです。例え押しても信号が変わる前に渡るのはアリ。結局誰も押していない場合が多いと気づきます。
ロンドンの人通りの多い交差点などで、島になったペリカンクロッシングをご覧になった方も多いかと思います。でも流石にここは信号が変わるまで待たないと、車の多い場所なので無理ですね。
人の背の高さに合せて地下に掘ったsub way(地下道)も、もちろん歩行者へのこだわり。歩行者を車より高いところに上らせる、歩道橋の発想は英国にはありません。車の高さより、人の高さの歩数の違いは言うまでもありません。
では通りの動物のシマウマのお話はまた別の機会で…