Leek~From the United Kingdom
2020.01.08
異文化理解
あまり聞きなれない言葉ですが、知っているはずの英国野菜のご紹介。
さてリークって何でしょう。なかなか聞かれない単語ですね。
英国ではこれは料理に使います。煮込んだリークのスープが代表的かもしれません。ウェールズではスープにリークが欠かせないようですが、スタイルはいろいろありそうです。リークとじゃがいもをクリームで煮込んだポタージュや、牛や羊の肉のスープに、リークといろいろ野菜を、ゴロゴロと入れたポトフのスープは、身体を温めるご馳走です。
日本での長葱に当たるのがリーク。
長葱は香りや食感を味わう薬味として、日本では生でもいただきますが、英国ではリークを煮込みに煮込み、その食感がなくなるまで、料理します。元々英国らしい料理には、食感があまりないのが特徴です。
ひき肉とじゃがいもをマッシュしたコテージ・パイは、日本のコロッケの中身で、さくっとした感触はありません。野菜は火を通して食べる習慣が長く根づいているようです。朝食のトマトもちゃんと、焦げ目がつくまで焼いてあります。
確かに英国の定番のメニューには、野菜らしい野菜もあまりなく、ポテトチップスやライスも野菜だと食べているシェーンの講師たちもいました。そう、呑みに行くと、必ずライスを頼む講師もいました。なぜなら安くてライスも野菜だから。
ビールとライスの組み合わせを日本人はしませんが、そんな注文もあるんだ~と驚かせられた異文化理解のお話でした( ^∀^)