英語学習のやる気がなくなりそうな時に

2019.09.20

勉強法

ずっと頑張っているのになぜ英語の力が伸びないのだろう…
努力しても無駄じゃないかとやる気を失いそうな方。
特に学校の授業から離れて、ひとりで学習を続けているとモチベーションを維持するのが大変ですね。

  • 英語学習のやる気がなくなりそうな時に

 

日本人が英語を身につけるのは難しいチャレンジです

それは英語のネイティブスピーカーが外国語を習得する際に、最も時間を要する言語の一つが日本語であるということの裏返しです。
もともと高い目標に挑んでいるのですから、時々挫折しそうになるのはやむを得ないこと。
日本人は皆、苦戦しているのです。

英語力は直線的に伸びるのではなく、ある一定の期間を経るごとに階段を一段上るように向上すると言われています。
難しいことにチャレンジしているのだから時間がかかるのは当然。
今は伸びを感じにくい潜伏期なのかもしれません。

 

なかなかやる気が出ない時こそ学習の楽しさを探しましょう

言語の習得には時間がかかります。
地道な努力が必要ですが、「苦しい」勉強としてとらえると辛くなってしまいます。
反対に「通じた!」「わかった!」という経験を重ねながら学習の過程自体を楽しめば、英語力を伸ばしたいという気持ちが高まります。

「実際に使う」満足感を取り入れて、学習を続けましょう。
美しい絵本を読んだり、関心のある雑誌をぱらぱらとめくってみたり、英語の歌のサビを口ずさんだりして、初級レベルであってもリアルな英語の世界に触れることができます。
ネットの英文投稿を読んだり、映画のせりふを聴き取ったり、海外の人を案内したり、英語ニュースを聞いたり、意識して探せば実際に使う場面が見つかります。
英語力が伸びるほど、できることの範囲が広がりますので、学習の原動力になります。

 

完璧を求めず、ほどほどでいきましょう

ミスをしない、一日たりとも怠けない、ネイティブスピーカーと同じレベルを目指さなければならない。
そんな完璧さを求めると、学習が苦しくなります。

スピーキングひとつをとっても、三単現一つ間違えないように話そうとすると、かえって言葉がスムーズに出てこなくなります。
「必ず365日継続するぞ」ときっちり目標を立てるより、10日間継続できたから自分にご褒美をあげるなど、小刻みに計画を立てる方が挫折しにくいものです。

ネイティブ並みの英語を目標にして、日本語でも話せないようなことまで英語でペラペラ話したいと思うのは少し無理があります。
外国語のレベルが母国語より高くなることはないので、鍛えるべきはまず日本語の力と背景知識かもしれません。

 

念のため、学習法を振り返ってみましょう

英語学習には伸びを感じにくい時期が確かにありますので、今はその期間かもしれません。
それでも念のためいくつかチェックしてみましょう。

・学習の目的や目標ははっきりしていますか?それに沿った計画を立てて学習してきましたか?
・知識を蓄えるばかりでなく、実際に話してみるなどアウトプットの機会を設けていますか?
・あれこれ目新しい教材を試すのではなく、ある程度の期間は一つの教材にじっくり取り組みましたか?

スランプの時は、学習方法を客観的に振り返り、自分に合った、より効果的な方法を見つけるチャンスです。

いつでもフルパワーで前進できたら良いですね。
でも人間ですからやる気の出ない時期があるのは当然。
まずは今まで頑張ってきた自分を「よくやってきたね」と認めてあげましょう。

何のために英語を学んでいるのだろう。
やはりその目標は下ろしたくないなと思えたら、きっとまた力が湧いてきます。

ネイティブ講師とのコミュニケーションが英会話力を伸ばす。
シェーン英会話には、一人一人の上達をサポートするシステムと支えるスタッフがそろっています。