Loo~From the United Kingdom
2019.11.01
異文化理解
さて何?
知っていれば英語がもっと楽しいイギリス英語。
Where is the loo?と誰かに訊かれたら、きょとん。
ルーって何でしょう?
実はおトイレはどちら?と、訊いていたのです。
バスルームやレストルームはよく使われていますが、英国ではルーも使います。婉曲な言い回しなのでとても訊きやすく、英国では使ってみたい単語です。
しかし語源はかってのおトイレ事情。ポットに気をつけてというフランス語がいつしかルーになったとも言われています。英国でもチェンバーポットと呼ばれるものが寝室で使われていました。今でいうおまるのことですが、これに用を足すと召使たちが外に向けて捨てていたので、ポットに気をつけて、というわけです。
笑えるお話はこのポットの底に政治家の顔が描かれていたものもあったそうで、役に立たない政治家はいつの世にもいたということなのでしょう。