ビジネス英語-会議編 Thank you for your contribution!

2019.07.11

英会話フレーズ

明日はAsia Pacific Task Force(アジアパシフィック戦略チーム)のthe first meeting(初顔合わせミーティング)が開催されます。海外からの参加者も多く、会議はもちろん英語。
Agenda(議題)は渡されているから、項目ごとの自分の考えはまとめておいた、それについて英語での説明も準備した。それでも初めての英語の会議に緊張が高まります。

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一般的に日本はHigh Consideration Culture (自分の意見を押し通すよりも会議参加者全員の合意を探る文化)、一方、アメリカやイタリア、フランスなどはHigh Involvement Culture (自分の考えを主張し、反対意見をもためらわずに表明する)の傾向が強いといわれています。これはいわゆる文化の違い、どちらが良い悪いといったものではありません。
しかし、あまり発言しない日本人は「仕事に対するやる気が感じられない」あるいは「議題に対する理解や知識が足りない」と、逆に、はっきり意見を述べるアメリカ人やイタリア人は「威圧的」で「独善的」であると誤解されることがあるかもしれません。こういった誤解がビジネスの障害となることは容易に想像できます。

多国籍の人々が集うミーティングでは、自分の文化背景からの狭い見方から脱し、異文化理解を進めることがビジネスサクセスの鍵です。私たち日本人はHigh Involvement Cultureつまり、いつもよりも積極的に自分の意見を主張する方向に舵を切ってみましょう。

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とはいえ、静かな会議に慣れてしまっている私たちは、次々に発言する外国人に気後れしてしまいがち、英語に苦手意識があればなおさらです。口を挟むタイミングがわからず発言チャンスを逃してしまうかもしれません。備えあれば憂いなし、英語の会議で使える英語表現をご紹介しましょう。

発言を切り出す際、いきなり割り込むのは失礼にあたりますね。先ずは以下のように、一言断ってから話始めましょう。

Could I just say one thing, please?
Sorry to interrupt, but~
May I interrupt you for a moment? (or “for a second”)
Can /May I say something?


自分の意見を述べる時の切り出しフレーズ

In my experience / As I understand it / The way I see it
I believe ~
In my opinion~


聞き取れなかった時の切り出しフレーズ

Sorry, I didn't catch what you said.
Would you mind saying that again?
Could you slow down a bit?
Could you explain more about~


さて、ビジネスミーティングの場でpoint(要点、論点)は使い勝手の良い単語です。

I’m afraid I don’t get your point.
My point is …


反対意見を言うときもI don’t agreeのようにストレートに言うのではなく、まず相手の意見を認めた上で、賛成できない旨をやんわり告げましょう。ここでもpointを使って言うことができます。

That’s good point, but I’m afraid I don’t agree with you.

また、答えがわからない時、I don’t know.だけではぶっきらぼうで無責任な印象をあたえかねません。わからない時は質問を褒めた上で、以下のように丁寧に言ってみてはいかがでしょうか。

That’s a good question, but I’m afraid I don’t have an answer at the moment.

会議の場にいるということは意見が求められているということ。国際ビジネスの場では自分の意見を持ち、そしてその意見を的確に伝えることが重要です。会議において意見を言うことは「会議に貢献している」ということ。All members should contributeの言葉を胸に会議に臨みましょう。