ミドル・シニア世代が英語を学ぶメリット|定年後に英語を上達させる勉強法とは
2019.06.19
現代の60代はとても元気な方が多いです。定年を迎えても、新しい仕事をしようと求人情報を眺めたり、海外旅行を企画したりとアクティブに動かれていますね。
まだまだ働きたい人にも、世界を遊び場にしたい人にも、特にやりたいことがない人にも…多くのミドル・シニア世代におすすめなのが英語力を鍛えることなんです。
その理由と、ミドル・シニア世代におすすめの英語勉強方法をご紹介しましょう。
シニアが英語学習を始めるメリット
グローバリゼーションがますます進む中、近年はミドル・シニア世代の英語学習者もどんどん増えています。人生100年時代、語学を始めるのに遅すぎるということはありません。
ミドル・シニア世代の間で英語学習が流行っているのには理由があります。具体的に、ミドル・シニア世代の英語学習にはどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
時間を有効活用できて、生涯学習になる
ミドル・シニア世代はお仕事を引退して家にいる人がほとんど。暇を持て余している人も多いでしょう。英語を学習すれば、その余った時間を有効に活用することができます。
よく「生涯学習」の重要性が説かれます。「生涯学習」とは「年齢を問わず生涯を通して行われる学習」のことです。いくつになっても新しい物事を学ぶことで人生の幅を広げることができますし、認知症を防止する効果も期待できます。
生涯学習として何を学ぶかは迷うところかと思いますが、やはりおすすめなのは英語。日常英会話が上達すれば海外の情報を得やすくなりますし、海外の友達を作るのにも役立ちます。英語を学ぶまでは知ることのなかった世界に出会い視野も広がるのです。
英語に対する苦手意識の克服につながる
ミドル・シニア世代の中には、若い頃に挫折した経験から、英語に対する苦手意識を持っている人もいるかと思います。
ですが、あきらめずにトライすると以前とは違った結果になるかもしれませんよ。学び直したい、認知症を予防したいなどの意識が高まるので、昔よりも意欲的に英語学習に取り組める可能性が高いのです。
英語が話せるようになると余生の過ごし方にも幅が出て充実感につながるので、まずは苦手と決めつけずに気軽に向き合ってみてください。
人と交流する機会を増やせる
2015年に実施された内閣府の調査では、親しい友人の有無について「友人がいる」と回答した高齢者が73.1%、「(同性・異性の友人が)いずれもいない」と回答した高齢者が25.9%でした。
ちなみに、他の先進3カ国の調査結果は以下の通りです。
- アメリカの場合:「友人がいる」は84.7%、「いずれもいない」は11.9%
- ドイツの場合:「友人がいる」は82.2%、「いずれもいない」は17.1%
- スウェーデンの場合:「友人がいる」は90.5%、「いずれもいない」は8.9%
見ての通り、日本は欧米の3カ国と比べると友人がいないと答えた高齢者の割合が高い傾向にあります。スウェーデンと比べるとなんと約3倍もの人が「友人がいない」と答えているのです。
※参考:内閣府 「平成27年度第8回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果(概要版)」
https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h27/gaiyo/pdf/gaiyo_2of2.pdf(P.44)
趣味も仕事もないと、どうしても家にこもりがちになってしまうのは誰にでも当てはまることです。 しかしせっかくの老後ですから、親しい友人たちと和気あいあいと過ごしたいと思うのが人情ではないでしょうか。
英語学習は英会話教室や英語サークルなどに参加する方法もあるので、友人付き合いを充実させられるかもしれません。また、英語は学習人口も多いので、教室やサークルを見つけやすいというメリットもあります。
さらにうれしいことに、英語学習に必要な道具は本と筆記用具といった教材費だけ(場合によってはCDプレーヤー)!他の趣味と比較してもかなり初期投資が少なくて済むのです。これなら気軽に始められますね。
ミドル・シニア世代でもOK!英語と年齢の関係性
英語学習に年齢制限はある?
一般的に、英語学習を始める年齢には特に制限はありません。最近は60才を超えたシニア以降で英語を勉強し始める人もたくさんいます。
それに英語学習は年齢が若いうちに始めた方がよいとも一概には言い切れません。確かに、ネイティブ並みの耳の良さ・発音の美しさを手に入れたいならば、幼児期に英語に触れるに越したことはないでしょう。
しかし、あくまで「英語でコミュニケーションを取ること」を目標とするならば、何才からでも間に合います。
大事なのは、年齢を問わず自分のレベルに合わせて学ぶこと、そして学んだ内容を定着させるために学習を継続することなのです。
英語習得に必要な時間数
では、英語習得にどれくらいの時間を割けば英語が話せるようになるのでしょうか。
中級者~上級者レベルに到達するためには、約1,000時間の学習が必要だと言われています。これは、毎日3時間の学習を続けた場合、約1年で達成できる時間です。
例えば、ちょっと早起きして朝ごはんの後に2時間、さらに家事がひと段落ついた昼過ぎに1時間勉強すれば、合計3時間になります。意外と達成できるような気がしてきませんか?
ちなみに中級者~上級者の一般的な基準は以下の通りです。
- 中級者:自分の意見を英語で伝えることができ、長い会話ができるレベル
- 中上級者:流ちょうで正確な英語を話し、自分で会話をリードできるレベル
- 上級者:複雑な話題や抽象的な話題でも問題なく英語で会話ができるレベル
自分の目標とするレベルを明確にして、毎日少しずつでいいので勉強時間を積み重ねていきましょう。
ミドル・シニア世代におすすめの英語の勉強法
英会話教室に通う
英語の勉強をしようと思ったら、多くの方は英会話教室に通うことも視野に入れるのではないでしょうか。
指導のプロが考案したカリキュラムに沿って効率良く勉強できるため、初心者でも勉強のペースを掴みやすいという大きなメリットがあります。自分のレベルに合った教材を提供してもらえるため、教材選びに失敗することもありません。
また、講師や周りの生徒もいるため、英語学習のモチベーションが高く保たれます。思い切ってグループレッスンに参加すると、仲間とともに学ぶことが学習の励みになることが実感できるでしょう。そこで新しい友人もできるかもしれません。
テキストで独学する
気軽なのは、自宅で独学すること。自主的に学習の時間を設けて、市販のテキストを使って学びます。
独学をする場合は、まずよく調べた上で自分のレベルに合った教材を用意しましょう。聴く、話す、読む、書くの4スキルを意識してバランスよく学習します。 教材の種類も、英単語、英文法、リスニング用教材、発音トレーニング用教材など多岐にわたるため、必要に応じて少しずつ買い足してください。
このように、独学は気楽ではありますが、準備に時間がかかったり自分にあった教材を選ぶのが大変だったりといったデメリットもあります。英会話教室に通うと、自己学習用の教材を用意してくれる場合もありますので、気になった場合は近くの英会話教室に問い合わせてみるといいでしょう。
ミドル・シニア世代におすすめのシェーン英会話
シェーン英会話では、ミドル・シニア世代の英語学習者におすすめのお得な料金プランのコースも用意されています。それは、「少人数レッスン」。
「少人数レッスン」は週1回50分、定員4名の少人数レッスンが受けられるというプランです。 少人数レッスンなので、学校の英語の授業と違って多くの発言機会が与えられます。そのため、毎回着実に英会話の実力がアップするのです。
さらに「少人数レッスン」の中にはお得な「アフタヌーン」コースもあります。
「アフタヌーン」では、平日の午後1時から3時の間の時間帯で、週1回50分のレッスンが受けられます。こちらも定員6名と少人数なので多くの会話ができそうですね。また「アフタヌーン」には更にお得なシニア料金が適用されます。
シニア料金:65才以上の方は月額受講費が税込7,700円
(※通常価格:少人数レッスンは税込16,500円、アフタヌーンは税込8,800円)
65才以上になると、なんと7,700円という破格のお値段で英会話の授業が受けられるのです。1回あたりのレッスン単価にして約1,925円(月4回のレッスンの場合)。これを逃す手はありません。
また、他の生徒がいると緊張してしまう、自分のペースで学びたいという方には個人レッスンがおすすめ。
40分の個人レッスンで受講回数は月4回、レッスン料は月29,700円(税込)です。完全マンツーマンレッスンなので、ほかの人に遠慮することなくドンドン英語を話して実力をつけられます。また、個人レッスン平日昼間に受講する「アフタヌーンコース」は月19,800円(税込)でお得に受講できます。
※記載の料金は2022年度版です。詳しくはこちら
また、シェーン英会話にはネイティブ講師だけでなく優秀な日本人講師や日本人スクールカウンセラーもそろっているので、日本語でのコミュニケーションも取れますよ。
さあ今、始めよう!
街中を歩いているだけでも海外の方と接する機会が多い現在。いざというときにスムーズなコミュニケーションが取れるよう、今から英語を始めませんか?
遅すぎることはありません。「英語を話したい!」と思ったその時が英語を始める時です!
まずはシェーン英会話の無料体験レッスンを予約してみましょう!