英語学習のブレイクスルーとは?飛躍的な成長達成のために必要なこと

2019.06.19

勉強法

「英語の勉強を毎日1時間続けているけれど、とっさに単語が頭に浮かばなくてへこむ…」「文章を書く自信はあるけれど、発音に自信がない」「英検®やTOEIC®やTOEFL®の点数が全然伸びなくて悩んでいる」といった声は世の中に溢(あふ)れています。
成長が感じられなくて、せっかく続けてきた英語の勉強を止めてしまう人もたくさんいます。
しかしそれは非常にもったいないことです。英語学習を続けていると、ある日突然、成長を実感するといったことがあるのです。

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英語学習のブレイクスルーとは?

まるで壁を突破したかのように急に上達を実感することを「ブレイクスルー」と言います。実は英語の習得にもブレイクスルーの瞬間があるのです。

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ブレイクスルーの本来の意味

ブレイクスルーは英語で「breakthrough」と表記します。
本来は「既存の技術や仕組みから飛躍したイノベーション」を意味し、科学や技術に対して使われることが多い言葉です。そこから、困難な状況を打開する、障害を突破するという意味でも使われるようになりました。

英語学習におけるブレイクスルー

英語の勉強を続けていると、英語力が一定のレベルに到達したとき、急激に上達を実感します。
例えば、これまで聴き取れなかった速さの英語が急に聴こえるようになる、急に英語をスラスラと話せるようになるといった体験をするのです。
ブレイクスルーが訪れると自分でも驚きますが、「これまで勉強を続けてきてよかった」という言葉にしがたい喜びが込み上げます。

もちろん、このブレイクスルーを起こすのは簡単なことではありません。根気よく地道に、理論的に正しい方法で勉強を続けるプロセスが必要なのです。
長く勉強を続けているとどうしても停滞期がやってきますよね。しかし、ブレイクスルーはその停滞期の後にやってくる境地と考えられているのです。伸びが感じられない時期が来たら、ブレイクスルーのチャンスだと捉えましょう。
そして、一度ブレイクスルーを経験した英語学習者はその後も挫折しにくいとされています。停滞期の後に上達を実感する日が来ると確信が持てるので、より一層粘り強く学習することが可能になるんですね。

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英語学習を継続してブレイクスルーを目指すコツ

英語学習者なら誰しも、ブレイクスルーの境地に達してみたいと思うはずです。では、どのように英語を勉強すればブレイクスルーを起こしやすくなるのでしょうか。

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短期間で成果を求めすぎない

英語を勉強しながら「ブレイクスルーはまだかな?」と待ってしまうのは無理もないことです。毎日まじめに勉強時間を確保し、知識を蓄えている人ならなおさらでしょう。
しかし、結果を急ぐのはよくありません。なぜなら、「まだ成果が出ない」と落ち込んでしまい、勉強から遠ざかるきっかけを作ってしまうからです。また、最初にハイペースで勉強すると、疲弊してしまってかえって継続できなくなる可能性もあります。

大事なのは、上達を実感できないときも英語学習を継続すること。
英語学習でもなんでも、成果が出るまでの時間には個人差があります。他人より習得に時間がかかるからといって才能がないわけではありません。「完璧にできないことは時間をかけて少しずつ身につければよい」というマイペースさを大事にしましょう。無理なく勉強するペースを保つことができれば、ブレイクスルーは必ずやってきます。

小さな目標を立てる

プールの底に5mごとに印がついているように、英語学習にも進捗(しんちょく)を示す目印があれば自分が進んでいることを実感できます。その目印となるのが、小さな目標です。

小さな目標を設定することが大きな目標達成のカギであることは、行動神経科学の研究からも明らかになっています。
人間の脳は何かを達成するとドーパミンを出します。達成するのはどんなに小さなことでも構いません。小さな目標を設定しクリアしてドーパミンが出ると、それによってやる気が引き出されます。
小さな目標の達成を繰り返すとやる気が継続され、結果的に大きな目標が達成されるというわけです。

小さな目標の例としては、次のテストまでに単語を5個覚える、文法の過去完了形を会話で使えるようにする、アメリカのニュースについて英会話スクールの先生に英語で質問してみる、教材を1日30分勉強する、などがあります。どれも集中すれば1日程度で達成できる難易度ですね。

そして大きな目標の例としては、TOEIC® L&Rで750点を取る、英語を母国語とする人々と流ちょうに話せるようになる、海外出張で活躍するなどがあるでしょう。
自分の英語習得のレベルに合わせて小さな目標を立て、こまめに、できれば毎日達成していきましょう。その先にブレイクスルーは待っています。

勉強を楽しむための工夫をする

人間誰でも、嫌々ながらやっていることは続きません。逆に、好きなことは何時間だって、何年だって続けられますよね。
英語学習も好きになれれば自然とモチベーションが湧き、勉強を継続しやすくなるのは自明でしょう。
でも好きになりたいと思って簡単に好きになれるわけではありません。そこでおすすめなのが、自分の興味関心と英語学習を結びつけるという作戦です。

例えば、好きな海外アーティストの音楽を聴く、興味のある分野の本を英語で読んでみる、好みの俳優が出ている海外映画を観賞する、などです。特に映画などは言葉の意味より先にイメージが入ってくるので、日本語でなくても理解しやすいのではないでしょうか。
この時、「勉強しよう!」と肩肘張って取り組むのではなく、「好きだから観る!わからない単語があったら全部は調べないけれど、気になったものだけ調べる」くらいの軽い気持ちで臨むのが大事。「好き」という気持ちと英語学習を少しずつリンクしていきましょう。それが自然と、日々の英語学習にも活きてくるはずですよ。
まずは週に1本、洋画を観てみるのはどうでしょうか?

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ブレイクスルーを迎えるための英会話教室の活用法

ここまで、「ブレイクスルーを迎えるためには継続することが大事」と言い続けてきました。しかし、どんなに工夫しても独学では勉強が続かない人もいます。そんな時はやはり、相手がいてモチベーションを維持しやすい英会話教室が頼りになります。

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自分に必要なレッスンを見極める

英会話教室を選ぶ際、見極めなければならないのはレッスン内容が自分に合っているかどうか。目的に応じて適切なレッスンを選択することが大切です。英語の基礎を身につけたいのか、英会話の経験を積みたいのか、テストの成績を上げたいのか…。人それぞれ目的は異なります。
シェーン英会話には、さまざまなニーズに応えるレッスンが用意されています。ビジネス英語、TOEIC® L&Rテスト対策、英語の基礎の習得など、誰でも自分の目的に合ったレッスンを見つけることができるはずです。
自分に合ったレッスンがどれなのかわからない人もご安心を。シェーン英会話のスクールカウンセラーに相談すれば、個々に合ったレッスンを提案・説明してもらえますよ。

自分の弱点を見つける

1人で勉強すると、自分の弱点に気づけないことがあります。伸び悩んでいる原因は語彙(ごい)の不足にあるのか、文法の定着度が低いからなのか、リスニング力が足りないのか、自分で判断するのは困難でしょう。
しかし、プロの講師から客観的な視点をもって指摘してもらえば、弱点を自覚して克服しやすくなります。
シェーン英会話ではネイティブ講師の質の高い指導を受けられるのがうれしいポイントです。それに、講師はただネイティブだからといって採用されているわけではありません。おもに英語指導の国際資格を保有し、英語指導コースを修了した人が講師になっているのです。指導の質の高さに定評があるのもうなずけます。
ネイティブ講師が相手だと緊張してしまうという人もご安心を。優秀な日本人講師もそろっていますよ。

サポートを利用する

どんなに努力しても成果が出ないとき、長い間勉強しているけれど伸びが実感できないときなどは、スクールカウンセラーに相談することもできます。英会話教室には、生徒が勉強を継続しやすくなる仕組みが整備されているのです。これは独学では決して得られないメリットですね。
他にもシェーン英会話には、学習の成果を確認してモチベーションの維持につなげられるサービスがあります。例えば、習得度チェック、スピーキングクリニックなどです。こうしたサポートを利用すれば、自分がどのくらい実力をつけたのかを知ることができます。

英会話教室でブレイクスルーを目指そう

ブレイクスルーには一定の勉強量が必要であることはすでに述べました。早くブレイクスルーを迎えて英語が話せるようになりたい、学習効果を実感したいならば、一刻も早く勉強を始めるに越したことはありません。
まずはしばらく独学で力をつけるのも良いですが、英会話教室に入ってから「もっと早く入ればよかった!」と思う人が多いのも事実。迷っている人はぜひ、体験レッスンに参加してみてはいかがでしょうか?明日と言わず、今日から動き出しましょう!