Let me introduce myself. ビジネスで使える挨拶と自己紹介

2019.05.23

英会話フレーズ

海外からのお客様を迎える時、商談の席、インターナショナルなプロジェクトチームの初顔合わせ等、英語で自己紹介をする機会は増えています。ビジネスの成功に、より良い人間関係を築くことは必要不可欠、自己紹介はビジネス相手との関係づくりの最初の一歩です。

  • Let me introduce myself. ビジネスで使える挨拶と自己紹介

とはいえ慣れない英語で、初めて会う人の前で話すのですから、緊張するのはあたりまえのこと。「無理だ!」と頭を抱える前に、次のように考えてみましょう。気持ちが楽になりますよ。

その1
話す内容は自分のことなので、よくわかっています。改めてリサーチする必要もありませんし、言いたくないことは言わなくてもよいのです。短い自己紹介でもOKです。

その2
自己紹介は事前に準備しておくことが可能です。相手やシチュエーションに合わせて、いくつかのバリエーションをあらかじめ用意し、暗記してしまいましょう。自信をもって初対面に望めます。

では、ビジネスの場面で今日から使える自己紹介のヒントをご紹介しましょう。まず、日本語で初対面の挨拶・自己紹介の流れを見てみましょう。
「はじめまして。
〇〇会社の△△です。
◇◇◇を担当しています。
よろしくお願いいたします。」

英語でも基本のパターンを身につけてしまえば、そこから応用して広げていくことができます。
Hello.
My name is Kenji Takeyama from 〇〇 (company name).
I'm in charge of recruitment.
Nice to meet you.

最初は初対面の挨拶です。「はじめまして」の表現に How do you do? がありますが、とてもフォーマルで古風な言い方です。現在ではほとんど聞かなくなりました。返し方は I'm fine. ではなく、同じように How do you do? です。ここは Hello でよいでしょう。

次に名前をはっきり伝えます。カジュアルな場面では Hi,I'm Kenji. でもいいのですが、ビジネスの場面では Hello, My name is Kenji Takeyama. ともう少しフォーマルにフルネームを伝えるのがふさわしいでしょう。

外国人にとって、日本の名前はなじみがなく、聞き取りにくい場合も多々あります。竹山研二さんなら Ken・ji、Ta・ke・ya・ma のように、ゆっくりと一音ずつ区切って言ってあげると、聞き取りやすく親切ですね。

勤務先、所属等を伝えましょう。「○○会社に勤めています」はシンプルに from 〇〇 (company name).
他に I work for/at 〇〇 (company name). と言うこともできます。
forとatどちらを使っても同じ意味ですが、〇〇会社に就職していますと「雇用関係」に重きを置いている時はfor、〇〇会社で働いていますと「場所」を強調する時にはatを使うイメージです。
ちなみに自営業(フリーランス)の場合は I am self-employed と言います。

すでにお互いの会社名がわかっている場合には、自分の部署と役職を伝えましょう。様々な言い方がありますが、まずは基本を覚えてしまいましょう。

I am working for 〇〇 (company name). 【for+会社名】
I am in the marketing department.【in+部署】
I work as a sales engineer.【as+職種】
I am a sales engineerと言い換えることもできます。

場合によっては、どんな仕事をしているのかもう少し詳しく説明することもありますね。
I am responsible for developing a new system.
I am in charge of recruitment.

さて、日本語の「よろしくお願いします」は決まり文句です。そのまま直訳しても不自然な英語にしかなりません。英会話ではシンプルに
Nice to meet you.
あるいは
I'm pleased to meet you.

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一通り自己紹介がすんだところで、お互いの緊張をほぐすための small talk(ちょっとした会話)がよく行われます。例えば、海外からのお客様なら How was your flight? と質問してみてはいかがでしょう。また、あたりさわりのない季節や天気の話が受け入れられやすいのは万国共通です。
本題に入る前に It's a beautiful day, isn't it? と言うだけでも、リラックスした良い雰囲気を作ることができるでしょう。
さて、自己紹介の内容以上に第一印象を左右するのが「言い方」です。緊張していると、暗記していた文章を早口でダーッと言ってしまいがちですが、そこは心を落ち着けて。相手に理解しやすいスピードではっきり、明るい声で話しましょう。
少々英語がたどたどしくても、大きな声でにっこり笑って自己紹介することが好感度アップの秘訣です。