英語学習の効果を上げるために
2019.05.18
関西大学の竹内 理教授は、外国語のより良い学習方法を探るために、英語学習成功者の書籍研究や達人へのインタビュー、大学生の学習記録比較調査等を実施し、膨大なデータを収集しました。
結果の概略を示した『「達人」の英語学習法』(草思社2007年)の第3章、「達人に見る学習計画」の中で、「こんなあなたは要注意!」として英語の上達を阻む7つの学習態度を挙げていらっしゃいます。
以下に引用します。
1 英語学習の目的がはっきりとしていない
2 目標の設定が大きすぎ、計画にも具体性がない
3 英語を使う機会をつくろうとしていない
4 簡単なことばかりくりかえしている
5 集中してやったかと思えば、何日も勉強しないことがある
6 早く成果を出そうと焦っている
7 自らの学習を振り返る機会がないし、その意義もわからない
ご自身に当てはまるものがありましたか。心構えを変えるだけですべてをクリアするのは意外と難しいものです。そんな時、英会話スクールの仕組みが役立ちます。
シェーン英会話のケースでご説明します。
1:「英語学習の目的がはっきりとしていない」に陥らないために
シェーン英会話では、目的に応じたコースを設定しています。目的がはっきりしているビジネス英語やTOEIC® L&Rテスト対策などの試験対策レッスンの他、日常英会話のレッスンも「スピーキング力を中心に、実生活の場面で英語を使いこなす力を養う」という明確な目的を掲げています。
2:「目標の設定が大きすぎ、計画にも具体性がない」に陥らないために
日常英会話のコースは着実にレベルアップが図れるよう、レベル別のシラバスを綿密に組み立てています。
基礎、初級、準中級、中級、準上級、上級の6レベル設定。通常、各レベル4冊(基礎、上級を除く)のテキストを2年間で学習します。
3:「英語を使う機会をつくろうとしていない」に陥らないために
生徒さんが英語を使う機会を最大限に増やすように設計したレッスンです。 英語指導法の研修を受けたネイティブスピーカーの講師が、英語だけを用いて指導します。
4:「簡単なことばかりくりかえしている」に陥らないために
レベルアップを図れるように組み立てられたレッスンです。シェーン英会話では必ずテキストを使用しますが、テキストを使用しないフリーカンバセーションのレッスンでは、新しい語彙や構文を使うことが少なく、自分の「できること」しかしないので、上達しにくいと言われています。
5:「集中してやったかと思えば、何日も勉強しないことがある」に陥らないために
定期的なレッスン受講と、テキストや副教材(オンライン学習や語彙ワークブック等)が、日常の学習を継続させます。担任の講師や、クラスメイト、スクールカウンセラーからの働きかけもコンスタントな学習を続ける原動力になります。
6:「早く成果を出そうと焦っている」に陥らないために
シェーン英会話のテキストは、CEFR※の各段階にふさわしい内容でレベルアップしていきます(C1レベルのテキストはオリジナルではなく、オックスフォード大学出版局等のテキストを使用)。
正しい方向に向かって努力していると信じられれば焦らずに済むはず。指導理論に基づくレッスン、テキストならば安心して受講できます。上達度を測るプログレスチェックも実施しています。
ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages)。世界的に用いられている外国語能力の参照基準。
7:「自らの学習を振り返る機会がないし、その意義もわからない」に陥らないために
定期的なカウンセリングで上達度を振り返ることで、より高い意識をもって学習を継続することができます。また、副教材Lesson Noteの記入欄にも「振り返り」や復習をするための工夫が盛り込まれています。
英語力を効率的に向上させるために、シェーン英会話をご活用ください。