Journey~From the United Kingdom
2019.08.01
英国コラム
英国で夏を過ごすのも一興です。日は長く夜の10時頃まで明るい夏至、8月でも午後8時くらいまで日が沈みません。そのうえ湿度が低く、日本の酷暑から抜け出すにはおススメです。
さあ、どこに行くか考えながら、ホテルで天気予報を見ていると、どうやら明日は雨マーク。
ロンドン滞在なら、1日中過ごせる美術館や博物館はやまのようにあり、迷うところです。
そこで出向いたのが、サウスケンジントンにあるヴィクトリア&アルバート博物館。ヴィクトリア女王とアルバート公の名を冠し、1851年のロンドン万国博覧会の翌年に開館しました。
絵画、彫刻、工芸品、宝石、骨董家具他、多岐にわたる膨大なコレクションを展示していますので、歩き疲れてしまうほどですが、特別展以外はアドミッション・フリー、つまり無料。英国ならではの太っ腹な対応に頭が下がります。
大英博物館とテート・ブリテンも無料ですが、やはりお金を少しでも落として、英国のコレクション保護の一助にしたいところです。
英国のどの美術館も博物館もずっと以前からカフェが充実していて、遅い朝食をとっていたりしたことがあるのですが…ヴィクトリア&アルバート博物館は今までいくつかに分かれていたカフェをまとめて、世界初のミュージアムカフェにしたという話。あのウィリアム・モリスのこだわりのつまったモリス・ルームもあると聞き、ぜひここにも行ってみましょう。
モリス・ルームのお話はまた別の機会で、報告できればいいですね。